こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。
今年も半年経ちましたねー。来月からは下半期、どんな楽しみが待ち受けているでしょう。先日、【しいたけ占い】の2021年下半期の運勢を読んだのですが、ウンウンと首肯する内容で、自分のことながら楽しそうな未来だなぁと感じております。
「混沌に強い私が新しい明日をつくっていく。感覚とノリでやっちゃうよ」
2021年下半期しいたけ占いより
基本的に好奇心多めな人なので、“その場その場で心の動いていくほうを大事に”なんて、面白そうだなぁと感じてしまいます。
さぁ、6月もたくさんの美味しい和菓子に出会いました。一挙紹介といきましょう。
『はちす』蓮根製
『はちす』《美濃忠》
▪︎販売価格:1個335円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より2日間
猫の肉球みたい!…そんなふうに思うのは、私だけでしょうか?白茶色の『はちす』は華やかさこそないですが、蓮根の焼き印の素朴さに癒されますね。
『はちす』の由来や食べたひとくちメモは、夏至と蓮根の和菓子『はちす』へ
『あんぷちゃちゃ』麩まんじゅう
『あんぷれもん』《大口屋》
▪︎販売価格:1個173円(税込) ※2024年現在 1個216円(税込)
▪︎販売期間:5月中旬~6月中旬
▪︎賞味期限:製造日より2日間
つるりと喉に吸い込まれるような柔らかさの麩まんじゅう。香り豊かな《西尾の抹茶》とのコンビネーションは絶妙です。この『餡麩三喜羅(あんぷさんきら)』の季節限定バージョンは、毎回楽しみにしているんですよー。次回は、7月中旬からの『あんぷレモン』、菓名からも爽やかな香りが漂いますね。
食べたひとくちメモは、おすすめ和菓子『あんぷちゃちゃ』《大口屋》
『恋心~キュウイ』琥珀糖
『恋心』キュウイ《和の菓さんのう》
▪︎販売価格:1箱20個入り1200円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より約30日間
ころんころんと、キューブ型の琥珀糖が20粒も入った『恋心』。爽やかな見た目とキュウイ&ヨーグルトの味わいで、夏のワクワクした恋を演出していますね。
《和の菓さんのう》こと三納寛之さんが【声優と夜遊び】にご出演されたときの様子や『恋心~キュウイ』の食べたひとくちメモは、日持ちする『恋心』~おすすめ琥珀糖《和の菓さんのう》へ
『T五能作(ティーゴのうさく)』干菓子
『T五能作(ティーゴ)』《薄氷本舗 五郎丸屋》
▪︎販売価格:5枚入り 864円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より60日間
五つの色と五つの味わいが楽しめる『T五』シリーズのコラボ商品です。コラボしたのは、鋳物でさまざまな商品展開をされている《能作》。【滋味(じみ)】のバターコーヒー味(茶色)が深みのある味わいで、もう一度食べたい!と思わせた一品です。黄色の柚子は、爽やかな酸味で夏にぴったりな風味でした。
五つの色や味わいについては、ギフトに最適!魅力的な干菓子『T五×能作』《五郎丸屋》
バターコーヒー味のひとくちメモは、6月16日は【和菓子の日】~7個の和菓子をご用意しましたへ
『ひとくち生ういろう日本酒白老』
『ひとくち生ういろう日本酒白老』《青柳総本家》
▪︎販売価格:1個216円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より2日間
▪︎販売期間:6/1~6月末まで
米作りからこだわった《澤田酒造》の『純米吟醸白老』を和菓子に仕立てました。風味豊かな味わいと清浄な白、仄かに香る清酒が粋なひとくち生ういろうです。
食べたひとくちメモは、日本酒好きにおくる和菓子『ひとくち生ういろう日本酒白老』《青柳総本家》へ
《能作》さんの美しいぐい呑みで、『純米吟醸白老』とともに『ひとくち生ういろう日本酒白老』を召し上がるのも乙かも!?
今月はこの他にも『ひとくち生ういろう』シリーズを食べました。
『紫陽花きんとん』練り薯蕷きんとん道明寺芯
『紫陽花きんとん』《川口屋》
▪︎販売価格:1個320円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より2日間
白、ピンク、水色が入り乱れるきんとんで、美しい紫陽花を表現しました。今年もたくさんの紫陽花モチーフの和菓子に出会いましたが、この『紫陽花きんとん』が一番風雅だったなぁと…紫蘇のアクセントも効いてるしね!
食べたひとくちメモは、おすすめ和菓子『紫陽花きんとん』『花の露』《川口屋》へ
その他の紫陽花モチーフの和菓子はこちらから→6月16日は【和菓子の日】~7個の和菓子をご用意しました
『手鞠花』マスカット錦玉製
『手鞠花』《和の菓さんのう》
▪︎6月の季節の上生菓子セット
▪︎賞味期限:製造日より2日間
“寒天(錦玉のこと)はいらなーい、味ないもん”と、さほど興味を示さない子どもが『手鞠花』を食べてひとこと
おいし~い✨いい匂いする💓
マスカット果汁入りの錦玉は、まるでマスカットそのものを食べているかのようなジューシーさ。爽やかな香りとさらりとした餡、後味も非常によい一品です。
『手鞠花』とは紫陽花の別名になります。中の2層の餡が透けて、透明な錦玉を青緑や薄紫色に変えています。まるで、色変わりする紫陽花かのように。
⏫中の餡の様子。2層の餡の反映の仕方で、違った色に見える。
『雨上がり』羽二重餅製
『雨上がり』《和の菓さんのう》
▪︎6月の季節の上生菓子セット
▪︎賞味期限:製造日より2日間
雨が降り注いだ後の空には美しい虹がかかる、そんな自然の雄大さを描いた一品です。インスタグラムで虹の部分だけを見たときは、なんて幻想的な情景だろうと心打たれたものです。
折り重なる虹や食べたひとくちメモは、おすすめ和菓子『雨上がり』《和の菓さんのう》
『みどりの雫』こなし製
『みどりの雫』《両口屋是清》
▪︎販売価格:1個357円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より2日間
カタツムリを捺した緑青(ろくしょう)色のこなしに、雨の雫に見立てた2粒の錦玉。店頭にいくつか並んでいたのですが、カタツムリや錦玉の位置で風情が変わるので、一番気に入ったものを購入しました。カタツムリ付近のピンクや薄紫、薄緑はこの時季の花、紫陽花でしょうか。
ちらりと見える餡は、中紅花(なかくれない)色。ちょっと艶っぽさを感じます。
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