こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。
じめじめした気候になると、上生菓子は足がはやくなるので、干菓子なども織り交ぜて和菓子を楽しむことにしています。
参考：『生菓子』と『干菓子』、そして『半生菓子』の違いを知ろう
濃厚な落雁には抹茶が最適な飲み物になりますが、軽やかな干菓子だと紅茶やコーヒー、ハーブティー等でも美味しくいただけます。
今回ご紹介する『T五(ティーゴ)』シリーズは、「現代に愛される一品を」がコンセプトの干菓子です。
『T五(ティーゴ)』ってどんな和菓子？
『T五(ティーゴ)』5枚入り756円
賞味期限：製造日より60日間
『T五(ティーゴ)』は《五郎丸屋》代表銘菓『薄氷』をベースとした商品で、国産の天然素材を使って5つのTONE（色合い）とTASTE（味わい）を表現したカラフルな干菓子です。
- 薄紅色：塩味【桜】ほんのりとした塩味と桜の風味
- 深緑色：苦味【抹茶】京都宇治抹茶使用
- 黄色：酸味【柚子】庄内産の香り豊かな柚子果汁を使用
- 真珠色：甘味【和三盆】阿波和三盆を使用
- 黒色：滋味【胡麻】無農薬栽培の国産胡麻を使用
2013年には、《世界にも通用する究極のお土産》（観光庁）にも選定されています。
代表銘菓『薄氷(うすごおり)』とは
富山特産の餅米・新大正米を原料に薄くのばし、阿波産の和三盆を代々伝わる手法で1枚ずつ丁寧にはけ塗りした干菓子。
『T五能作(ティーゴのうさく)』を食べてみた
『T五能作』5枚入り864円
賞味期限：2021年7月22日(60日間)
『T五』と、鋳物で世界に躍進している富山の《能作》との限定コラボ商品『T五能作』。これは、熊なのか猪なのか…分からないけど、丸みを帯びた形が愛らしいし、背中が毛の流れのように細かく波打っているのもこだわりが感じられます。シンプルな『T五』よりも子どもが喜びそうなので、こちらをチョイスしました。
パッケージを開けると、ほわほわした綿の緩衝材で干菓子が守られていました。割れてしまうとせっかくの愛らしい形が台無しになってしまうので、嬉しい配慮ですね。
従来の『T五』の【滋味】は胡麻でしたが、『T五能作』は能作克治氏が愛する琥珀色のバターコーヒーの味わいとなっています。
ひとくちメモ
この抹茶味おいしい！と子どもも絶賛したほろ苦さと甘みのバランスがよい干菓子。
割ってみると中はこんな感じ。ねっとりした米の旨味とパリッとした和三盆の甘みが程よく溶け合う。
今回ご紹介した和菓子店舗、能作の鋳物を使った小物
《薄氷本舗 五郎丸屋》
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