十三夜の名月を眺めながら『栗名月』《たねや》を食べよう

和菓子

こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。

本日10月8日は、十三夜(【後の月(のちのつき)】)ですね。旧暦9月13日の十三夜は【中秋の名月(十五夜)】に次いで美しい月がみられる日とされ、食べ頃を迎える栗や大豆をお供えすることから【栗名月】とも呼ばれています。

十五夜と十三夜の月見はセットとして考えられており、片方の月しか見ない「片月見」は縁起が悪いものとしてされていたそうです。

今宵は【十三夜】を見上げながら、おいしい和菓子を楽しむことにいたしましょう。

『栗名月』

『栗名月』《たねや》

  • 1箱5個入り 864円(税込)
  • しぐれ製黄身餡
  • 販売期間:10月8日(土)限定
  • 賞味期限:2日間
  • 特定原材料等:卵
  • 栄養成分表示:1個18gあたり48kcal

密漬けの栗を一粒のせ、小豆のしぐれ生地で黄味餡を包んで仕上げた【十三夜】限定の『栗名月』。艶やかな栗を【十三夜】の名月に見立て、収穫への感謝と翌年の豊作を願う一品になっています。

パッケージを開けると、ころんとした栗菓子がお目見えしましたよ。

いつもの銘々皿に並べてみると、ひとつまみで食べられる大きさなのが際立ちます。

丸みを帯びていて、よりキュートですね✨ほろりとほどける小豆のしぐれ餡がやさしい甘さで、心穏やかなひとときをもたらしてくれます。

⏫店頭の見本に出ていた『栗名月』は大きめな銘々皿に盛り付けられていました。《たねや》さんはディスプレイの器も素敵で、毎回感心してしまいます。温もりがあって秋らしい素敵な器ですよね。

せっかくなので「月」の季語についてもお話ししましょう。「月」は【三秋】の季語になります。春夏秋冬、神秘的な光を放つ月ですが、秋の澄んだ空気に大きく照りわたる月は格別です。古より多くの歌にも詠まれています。

「月」の子季語には「月落つ」「月の鏡」「月宮殿」…etc.数多くあります。満ち欠けする月に、人々は色んな心情を重ねられたのでしょう。その中でも、情緒があって言葉の響きが好きな「月」の子季語はこちら⏬

「月」の子季語

  • 「袖の月」…涙にぬれた袖に映った月。悲しさのあまりに流した涙は袖に月が映るほどであるの意。
  • 「心の月」…悟りを開いた境地を、明月の清く澄むさまにたとえた言葉。

今回ご紹介した和菓子店舗

《近江八幡日牟禮八幡ヴィレッジ》【たねや(和菓子)】&【クラブハリエ(洋菓子)】

  • 定休日:年中無休
  • 和・洋菓子販売/9:30 ~ 17:00カフェ・茶屋/10:00 ~ 17:00(ラストオーダー16:30)

《たねや》JR名古屋高島屋店

  • 住所:愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4ジェイアール名古屋タカシマヤ B1F 和菓子売場
  • 電話番号:052-566-8547 ※定休日は百貨店休業日に準ずる

9月1日~2月初旬限定の『たねや栗子みち』もおすすめです✨

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