子どもと行く日本100名城の旅①桜の名所『岡崎城』

日本100名城

こんにちは、日本100名城巡りチームメンバーのきりこです。

隊長 夫

子ども 遊び係

きりこ おやつ係

昨夜、ドラマで「桶狭間」がやっていましたね。”桶狭間の戦い”といえば…織田信長が勝利したのをきっかけに、松平元康(のちの徳川家康)が今川家の人質人生に終止符を打ったことでも知られています。

今回は、そんな徳川家康にまつわる『岡崎城』をご案内したいと思います。

利用案内

開館時間 9:00~17:00

(ただし、入館は16:30まで)

休館日 年末(12月29日~31日)

入館料

岡崎城のみ 

大人200円(中学生以上)

小人100円(5才以上)

岡崎城・家康館 2館共通券 

大人510円(中学生以上)

小人270円(5才以上)

神君出生の城、岡崎城(別名 竜城)のみどころ

東照公産湯の井戸

二の丸能楽堂のすぐそばに『東照公産湯の井戸』はあります。竹千代(家康公の幼名)が産まれた際に、この井戸の水が産湯として使われました。

東照公遺訓碑

天守閣の右側に配置された亀趺(きふ)の像の上には『人の一生は重荷を負て遠き道をゆくがごとし、いそぐべからず…』から始まる遺訓が記されています。幼少から数奇な人質人生を歩み、初城主となった岡崎城を拠点に三河を統一し、天下統一の礎を築いた家康公の遺訓が、胸に響かないわけがありません。

天守閣よりも、迫力がある亀趺(きふ)に釘付け。亀の甲羅や最上部の龍の彫り物の精緻さは見ごたえがあります。

遺訓を全部読むまでは中に入れません(笑)


大手門近くにあるからくり時計では、家康公の人形が毎時0分、30分に能を舞い、最後にこの遺訓を語るそうですよ。

天守閣

岡崎城天守は明治の廃城令で一旦解体(1874年)され、1959年に鉄筋コンクリートで再建されました。天守閣内は撮影禁止ですが、1階の展示と5階の展望台は撮影okです。5階の展望台からは家康公の眠る大樹寺が拝めます。

旧天守の心柱の礎石
旧天守遺構の柱とくぐり戸

清海掘(せいかいぼり)

本丸北側の防御のために設けられた空堀(からぼり)で、城内で最も深い堀。持仏堂曲輪(じぶつどうくつわ)側は石垣ですが、本丸側は急斜面の土塁のままなのも注目ポイントです。

岡崎城再建60周年記念事業の一環で、普段入ることのない堀の中を歩けるイベントをしていたこともあります。堀の中を歩く経験なんてなかなか出来ないので、また企画してくれたらいいなぁと期待してます。

天下人家康公出世ベンチ

出世ベンチでちょっとひと休み。竹千代君と一緒に写真も撮れるよ。となりに家康公の石像もあったけど、写真を撮るなら断然、竹千代君だよね!

子どもも大人も遊ぼう『三河武士のやかた家康館』

こちらでは、家康の出生から天下統一までと、それを支えた三河武士達の様子を5つのコーナーに分けてパネル展示しています。岡崎市内の中学生以下の子どもは入館料無料なのですが、無料で見られるのが羨ましくなる程のクオリティです。学校の授業では語りきれない歴史の重み、面白さがここにはあります。ただ、漢字の読めない子どもには少々退屈。そんなチビッ子も体験コーナーでは兜を被ったり槍を持ったりと大忙しです。火縄銃を持つお父さんに、槍で応戦していました。…負けるよ(笑)

《三間半槍》重さ3,200g  長さ6.5m

竹千代と家康のなまえは知ってたけど、まだ名前があったなんてびっくり。昔の人は、位の高い人から名前をもらって名乗れるのがありがたいことだったんだって。

茶室 葵松庵・城南亭(きしょうあん・じょうなんてい)

城巡りに行くと決まったら、はりきって茶室を探すきりこです。ここ岡崎城にも、四季折々の風景を楽しみながら一服できる茶室があります。

『銀杏』ういろう製

和菓子も抹茶も数種類から選べます。子どもはまろやかな甘さのある抹茶ときんとん製の和菓子セット、きりこは抹茶飲み比べセットを注文しました。

立礼席(テーブル席のこと)で畏まらずいただくことも出来ますし、奥の和室でゆったり景色を堪能しながら過ごすことも可能です。

そうそう、茶室の入り口付近には、朝ドラ「純情きらり」の出演者・三浦友和さんの手形がありました。岡崎市内のあちこちに出演者10名の手形があるそうなので、周辺散策しながら探してみるのも一興でしょう。

大手門前には、ナレーション(有森マサ役)をされた竹下景子さんの手形があります。

ほかにもご紹介したい見どころはたくさんありますが、この辺で一旦お開きといたしましょう。

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