こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。
10月に入ると楽しみにしているのが【やっとかめ文化祭】。今年も和菓子巡り企画や「和菓子のパッケージトークと和菓子づくり体験」が用意されていて今からワクワクしています💕
【やっとかめ文化祭】とは 毎年10月下旬から11月上旬にかけて、名古屋のまちを舞台に伝統芸能の公演、歴史や文に出会う寺子屋・まち歩きなど、多彩なプログラムを開催する文化の祭典のこと。 |
秋は和菓子がおいしい季節(年中、おいしく食べていますが(笑)。お茶会などで素敵な和菓子に出会う機会も増えるでしょう。
今回はご贔屓にしている和菓子職人《和の菓さんのう》さんの上生菓子をご紹介したいと思います。
『山路』浮島製&栗蒸し羊羹製
『山路』《和の菓さんのう》
▪︎販売価格:季節の上生菓子セット6個入り 2,900円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より2日間
▪︎特定原材料等:小麦粉、卵
青々繁っていた木々が鳴りを潜め、実りの山々へと移り変わる情景を梅幸茶(色)の浮島で表現した一品です。
「梅幸茶(ばいこうちゃ)」 茶みを含んだ淡い萌黄色のことで、別称・草柳(くさやなぎ)とも呼ばれる。 享保~天明期にかけて活躍した歌舞伎の大立者・初代「尾上菊五郎」が好んだ色。※菊五郎の俳名である“梅幸”にちなみ「梅幸好みの茶=梅幸茶」となる。 |
原材料名 | 砂糖(国内製造)、白餡、小豆、栗、小麦粉、上用粉、卵白、寒天/食用色素(黄色4号、黄色5号、青1号) |
ふわっとした浮島としっとりなめらかな栗蒸し羊羹はコントラストもやさしく穏やかな心持ちになれます。浮島がやや甘めな仕上がりなのも秋のしっとりとした空気感によく合います。
『蔦紅葉』羽二重餅製 小豆つぶ餡
『蔦紅葉』《和の菓さんのう》
▪︎販売価格:季節の上生菓子セット6個入り 2,900円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より2日間
▪︎特定原材料等:卵
路地裏のフェンスや壁に絡みつく色鮮やかな『蔦紅葉』。ふんわりとした羽二重餅に添えられた蔦の葉は、裏柳から支子色(くちなしいろ)、赤支子(あかくちなし)へと彩りを変えていくさまを表現しています。知らぬ間に色づき始めていたと、ふと辺りの秋景色に気づいた瞬間を切り取った一品なのでしょう。
原材料名 | 砂糖(国内製造)、餅粉、小豆、卵白、白餡、寒天/食用色素(赤3号、赤106号、黄色4号) |
中はこっくりとした小豆つぶ餡。とろんとした羽二重餅と小豆の粒の食感の違いが楽しめます。
今月の季節の上生菓子セット内容
左上から時計回りに
▪︎『山路』浮島製&栗蒸し羊羹製
▪︎『菊花』練りきり製 小豆こし餡
▪︎『栗雫』栗きんとん羊羹製 栗甘露煮
▪︎『染めはじめ』きんとん製 道明寺芯
▪︎『蔦紅葉』羽二重餅製 小豆つぶ餡
▪︎『有りの実』ういろう製 梨コンポート&白餡
1箱6個入り 2,900円(税込)
『菊花』はちょっと珍しくはさみ菊でした。竹ベラで1本1本スジを入れていく手法とはまた違った趣があります。ふんわりと花びらが立ち上がるような意匠になりますのでより華やかな印象ですね。
「はさみ菊」とは 細工鋏という製菓用の繊細なハサミを利用して、練りきり生地に菊の花びらを1枚1枚切っていく表現方法。 |
今回ご紹介した和菓子職人
フリーランス和菓子職人《和の菓さんのう》
製造者 | フリーランス和菓子職人 三納寛之 |
住 所 | 岐阜県瑞穂市野白新田337-1-102 |
電話番号 | 090-3834-3444 |
定期販売 日·場所 | ◇ 名古屋三越星ヶ丘テラス The Kitchen2階 毎月第2火曜日・第3日曜日 ◇ 岐阜県本巣市atelierフェリス 毎月第4水曜日 ※インスタグラムで予約可 |
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