日本100名城の旅⑫「明石城」とおすすめ和菓子『めで鯛もなか』《藤江屋分大》

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こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。

先日、日本100名城のひとつ「明石城」に行ってきました。今は明石公園として市民の憩いの場になっています。

【明石城】
元和5年(1619)に、徳川幕府2代将軍秀忠から命により初代明石藩主小笠原忠政(後の忠真)が築城しました。本丸跡に建つ巽櫓・坤櫓は全国に12基しか存在しない現存三重櫓のうちの貴重な2基で、国の重要文化財に指定されています。

9~11月の土日祝日は秋の特別公開期間として【坤櫓】へ入ることが出来ました。

巽櫓から望む坤櫓。巽櫓の石垣は見事な曲線を描いています。

住所〒673-0847
兵庫県明石市明石公園1-27
□JR神戸線「明石駅」北出口から西へ徒歩5分
電話番号078-912-7600(公益財団法人兵庫県園芸・公園協会)
スタンプ設置場所明石公園サービスセンター受付窓口
開園時間公園内は散策自由·利用料無料
両櫓は特定日のみ一般公開
※一般公開の詳細は(一社)明石観光協会ホームページをご覧ください

城下町にはおいしい和菓子屋があるに違いない!と探したところ、明石城より車で3分程の商店街の一角に、文政元年(1818)創業の老舗和菓子屋《藤江屋分大》さんがありました。

店内にはおいしそうな和菓子が目白押し。秋冬の季節商品『分大餅』も買いたかったのですが、あいにくこの日は売り切れでした。

今回は縁起のよさそうな『めで鯛もなか』と季節商品『栗大福』を購入しました。

『めで鯛もなか』最中皮製 小豆こし餡

『めで鯛もなか(紅白)』《藤江屋分大》
▪︎販売価格:1個216円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より約1週間
▪︎原材料名:砂糖(国内製造)、小豆、もち米(国産)、水飴、寒天/コチニール色素【紅】
▪︎特定原材料等:なし
▪︎栄養成分表示:1個(48g)あたり122kcal

紅白の鯛が並ぶと、めでたさも一入ですね。『めで鯛もなか(紅)』は、明石の風物にちなみ五代目·亀吉氏が考案した鯛の姿を型どった最中です。風雅な御所染(ごしょぞめ)色の『めで鯛もなか』が好評を得たことから対になる「白」が新しく加わり「ハレの日」に相応しい紅白もなかが誕生しました。

一見、何てことない鯛の姿をした最中ですが、上から眺めると小豆こし餡が溢れんばかりに入っていることが見てとれます。この餡、ほんとにおいしい💕絶品です。さらりと甘いのに深みが感じられます。最中皮はパリッとした固めなものではなく、品よく餡と馴染むやや柔らかめな食感に仕上げられています。

特筆すべきは最中皮の使い方でしょうか。通常、2枚の最中皮を張り合わせて作られるのですが『めで鯛もなか』はお腹側に切れ目がありません。これは御祝いの品として使われる際に、お腹が割れてしまうことがないようにしているからと云われています。

季節限定『栗大福』餅製 栗きんとん餡

『栗大福』《藤江屋分大》
▪︎販売価格:1個216円(税込)
▪︎販売期間:9月上旬~12月下旬
▪︎賞味期限:製造日より2日間
▪︎原材料名:砂糖(国内製造)、栗甘露煮、白いんげん豆、餅粉、白玉粉、栗ペースト、馬鈴薯澱粉/トレハロース
▪︎特定原材料等:なし
▪︎栄養成分表示:1個(60g)あたり133kcal

ふわふわの柔らかい餅生地に風味豊かな栗きんとん餡を合わせた季節限定の『栗大福』。中にはまるごと一粒、渋皮つきの栗が入っています。

半分に割ってみると、餅のとろんと柔らかそうなさまが断面から伝わりますね。渋皮つきの栗の甘露煮はほろ苦さと栗のほっくり感が合わさって、ほどよい甘さに仕上がっています。

今回ご紹介した和菓子店舗

《藤江屋分大》本店

住 所 〒673-0892
兵庫県明石市本町1-12-17
·山陽明石駅から390m       
電話
フリーダイヤル 
Fax
078-911-3635
0120-025-355
※フリーダイヤルの受付は16:30迄
078-911-3645
営業時間9:00~17:00
休業日火曜日

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