こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。
巷には、あんこが苦手だから和菓子は苦手という方がいらっしゃいます。手亡豆の白餡、さらっとした水羊羹、大福のつぶ餡…etc.「餡」とひとくくりにするには種類が数多くあり、味わいもそれぞれです。まだまだ好みのおいしい餡に、出会ってないだけかもしれませんね。私も今年になって初めて【備中餡】という、上品な風味の滅法おいしい餡に出会いました。
「備中白小豆」とは 岡山県備中地域で栽培される希少性の高い豆。独特な風味とあっさりとした舌触りで、高級餡として使用される。 |
甘味の種類も使っている砂糖の種類によって、風味が変わってきます。今回は、独特の風味を持つ【大島】を使った和菓子をご紹介したいと思います。
『ひとくち生ういろう大島』ういろう製
『ひとくち生ういろう大島』《青柳総本家》
▪︎販売価格:1個270円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より2日間
▪︎特定原材料等:小麦
▪︎栄養成分表示:1個あたり109kcal
▪︎販売期間:6月1日~6月下旬
▪︎販売店舗:守山直営店・KITTE名古屋店のみ ※土日祝日は大須本店でも販売
【大島】って、どんなものだろうと思いますよね。これは黒糖のことを指し、特産地である奄美大島の名が由来とされています。
『ひとくち生ういろう大島』は二層式で、上層が黒糖を混ぜ込んだわらび餅生地、下層が黒糖ういろうと、食感と味わいの違いが楽しめる一品となっています。見た目は艶やかな黒一色ですが、食べてみると贅沢なつくりになっていて、ちょっとしたサプライズ感を味わえます。
黒糖は、程よいビター感のある沖縄・伊平屋島(いへやじま)産のものを使用しています。
ひとくちメモ
- 黒糖独特の風味が、口いっぱいに広がる。
- ベタついた甘さではなく、上品な味わいのういろうに仕上がっている。生地のわらび餅やういろうが、黒糖の強い甘さを緩和しているのかも。
- 上に乗っているのは、北海道産大納言小豆。贅沢なつくりになっている。
- 生地部分と大納言小豆が混ざりあって、まるで黒糖つぶ餡を食べている感覚を味わえる。
- 黒糖と大納言小豆のバランスもgood!
今回ご紹介した和菓子店舗
《青柳総本家》KITTE名古屋店
住 所 | 〒450-6001 愛知県名古屋市中村区名駅1-1-1 KITTE名古屋店1F JR名古屋駅直結・名鉄名古屋駅から163m □ 名古屋市営地下鉄東山線・桜山線「名古屋」駅徒歩2分、JR・名鉄「名古屋」駅徒歩3分 |
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電 話 | 052-433-8112 |
営業時間 | 10:00~20:00 ※飲食メニューの提供は11:00~、オーダーストップは閉店の1時間前になります。 |
休業日 | 1月1日(元旦) |
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