こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。
本日ご紹介する和菓子は『亥の子餅(いのこもち)』。古来より、亥の月(旧暦10月)の最初の亥の日、亥の刻(午後10時頃)に無病息災を願って『亥の子餅』を食べる風習があります。※今年は11月11日
また、「亥」は陰陽五行説では水性に当たり火災を逃れるという信仰もあることから、茶の湯の世界ではこの日を【炉開きの日】としています。
11月は「お茶の正月」とも呼ばれ、封切りした新茶や『亥の子餅』がふるまわれ、各地で晴れやかなお茶会が開かれます。秋の情景を楽しみながらいただく『亥の子餅』はなかなか乙なもんですよ。

可愛らしいうり坊に見立てた『亥の子餅』、各和菓子屋さんではどんな意匠で作られているか見比べてみましょう。
《川口屋》さんの胡麻いっぱい『亥の子もち』


『亥の子餅』1個320円
胡麻かけ練りもち柿、銀杏入りつぶ餡
賞味期限2日《川口屋》
穀物を混ぜ込んだ餅に、焼き印を押してうり坊に見立てたものが一般的ですが、《川口屋》さんの『亥の子もち』は胡麻いっぱいの意匠です。割ってみると、中から柿と銀杏が出てきました。

これは、うり坊が食べた木の実や柿の見立てなんだそうです。楽しい✨毎年食べているお気に入りのひとつ。
一番最初に食べたのは2018年なのですが、この話を聞いて和菓子の見立ての面白さに興味を持ったものです。
ひとくちメモ

- 香ばしい白胡麻、黒胡麻のプチプチ感が楽しい一品。とろりとした餅との相性もよし。
- とろりとした餅がうちの子どもにも好評。もっと食べたい✨とおかわり希望するほど。
- 中はつぶ餡。あっさりとした上品な味わい。
- コリッとした銀杏と完熟柿がアクセントになっている。
うり坊そっくり!?《鈴懸》の『亥の子餅』


『亥の子餅』
特定原材料等:胡桃
販売期間:亥の日5日間
賞味期限1日《鈴懸》
胡桃入りの求肥で、可愛らしいうり坊に見立てた一品です。求肥の中央にひとすじ入った焼き印が縞模様を表していて、うり坊の風貌をより確かなものにしています。
《花桔梗》の黒糖香る『亥の子餅』


『亥の子餅』1個324円
栄養成分表示:1個あたり199kcal
賞味期限1日《花桔梗》
求肥に練り込まれた黒糖が独特な風味を生んでいる『亥の子餅』です。時折、プチプチと食感を楽しませてくれる胡麻の存在が、いいアクセントになっています。
割ってみると中から柿、栗のかけらがコロコロと。豊穣の秋をうり坊と喜びあう、そんな仕上がりになっていますね。

今回ご紹介した和菓子店舗
《川口屋》

名古屋市中区錦3-13-12地下鉄「栄」駅から徒歩約4分営業時間 9:30~17:30定休日 日曜日・祝日・第3月曜日電話番号 052-971-3389(予約可)
《鈴懸》本店

住所:福岡市博多区上川端町12番20号ふくぎん博多ビル1階
電話番号:092-291-0050
営業時間: 菓舗9:00~20:00/茶舗11:00~20:00(L.O.食事19:00、甘味19:30)
※新型コロナウイルス感染拡大防止の為、営業時間短縮する場合があります。
定休日:1月1日・2日
《鈴懸》JR名古屋高島屋店

住所:名古屋市中村区名駅1-1-4 ジェイアール名古屋タカシマヤ地下1階 和菓子売場
電話番号:052-485-4328
営業時間:10:00~20:00
※店休日・営業時間は百貨店の営業に準じます。
《花桔梗》本店

住所:愛知県名古屋市瑞穂区汐路町1-20
電話番号:052-841-1150
営業時間:10:00~19:00
定休日:元旦のみ休業
※JR名古屋高島屋店、名古屋栄三越店の地下1階にも店舗があります。
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