【端午の節句】おすすめ和菓子『柏餅』《たねや》

和菓子

こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。

5月5日は、五節句のひとつ【端午の節句】にあたります。『粽』や『柏餅』などの行事和菓子が店頭に並び、どれを食べようかとウキウキします。

古来、奇数は縁起の良い陽数、偶数は縁起の悪い陰数と考え、その奇数が連なる日をお祝いしたのが五節句の始まりです。縁起がよい反面悪いことにも転じやすいという考えから、お祝いとともに厄祓いもする習わしがあります。

【五節句】とは

  • 1月7日 人日(じんじつ)の節句《七草の節句》
  • 3月3日 上巳(じょうみ)の節句《桃の節句》
  • 5月5日 端午の節句《菖蒲の節句》⏪今回はこちら
  • 7月7日 七夕の節句《笹竹の節句》
  • 9月9日 重陽の節句《菊の節句》

今回ご紹介するのは《たねや》さんの『柏餅』。みそあん、つぶ餡、こし餡と3種類の味わいが用意されています。その中から「みそあん」「つぶあん」を購入してみました。

『柏餅 みそあん』

『柏餅 みそあん』《たねや》

  • 【1個】195円【3個入】 638円 【6個入】1,221円(税込)
  • 賞味期限:2日間
  • 販売期間:4月12日〜5月5日
  • 原材料名:うるち米粉(国内製造)、砂糖、白生あん、味噌、よもぎ、水飴/トレハロース、加工澱粉、グリシン、乳化剤、酵素(大豆由来)
  • 特定原材料等:大豆
  • 栄養成分表示:1個45gあたり 108kcal

ところで皆さんはなぜ【端午の節句】に『柏餅』を食べるかご存知でしょうか。

柏の葉が、新芽が育つまでは古い葉が落ちないことから「子孫繁栄=家系が絶えない」縁起のよいものとして、武士階級に大いにもてはやされたことが始まりと云われています。粽は中国由来ですが、柏餅は日本で生まれた風習なんですね。

⏫近江米を使った歯ごたえのよい蓬餅生地で味噌あん餡を包んだ『柏餅 みそあん』。爽やかな蓬の香りと味噌あんの甘塩っぱさが絶妙なバランスの一品です。味噌あんの和菓子は普段あまり巡り会わないので嬉しいですね。

『柏餅 つぶあん』

『柏餅 つぶあん』《たねや》

  • 【1個】195円【3個入】 638円 【6個入】1,221円(税込)
  • 賞味期限:2日間
  • 販売期間:4月12日〜5月5日
  • 原材料名:うるち米粉(国内製造)、砂糖、小豆、水飴、小豆皮、小豆皮粉末/トレハロース、加工澱粉、グリシン、乳化剤、酵素(大豆由来)
  • 特定原材料等:大豆
  • 栄養成分表示:1個45gあたり 103kcal

『柏餅 つぶあん』は定番の柏餅と思いきや、小豆皮と小豆皮パウダーを加え仕上げた生地と云うのが特別感を感じさせます。「小豆皮パウダー」は本来であれば、餡を作る際に出てしまう副産物。それを《たねや》さんでは、2020年から小豆皮の一部を乾燥・粉末化することでお菓子の素材として再利用しているのですよ。素材を余すことなく使う取り組みのひとつだそうです。

小豆の「赤」は古来より邪気を祓うものとされ、行事和菓子には重宝されているもの。『柏餅 つぶあん』はその点でも【端午の節句】にぴったりな和菓子と云えるでしょう。小豆のほんのりとした甘みが餅生地にも感じられて、しみじみとおいしい一品です。

今回ご紹介した和菓子店舗

《近江八幡日牟禮八幡ヴィレッジ》【たねや(和菓子)】&【クラブハリエ(洋菓子)】

  • 定休日:年中無休
  • 和・洋菓子販売/9:30 ~ 17:00カフェ・茶屋/10:00 ~ 17:00(ラストオーダー16:30)

《たねや》JR名古屋高島屋店

  • 住所:愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4ジェイアール名古屋タカシマヤ B1F 和菓子売場
  • 電話番号:052-566-8547 ※定休日は百貨店休業日に準ずる

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