おすすめ和菓子『草餅』『公家日記』《京都祇をん ににぎ》

和菓子

こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。

「むしやしない」という言葉をご存じですか?これは、小腹が減ったときに甘味やちょっとした食事で空腹をしのぐことを指す京都の方言です。知らなかったー!ぐぅぐぅ催促するお腹の虫をおいしいもので満たすのですね。語感がちょっと面白い、どんなふうに言われるか一度聞いてみたいものです。

今回ご紹介する《仁々木》さんは、そんな“むしおさえ”になるような親しみやすい御菓子を取り揃えている和菓子屋さん。旬の果物を使ったフルーツ大福を召し上がったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。JR名古屋高島屋にはフルーツ大福をメインに取り扱う店舗があるのですが、今回、和菓子売場特設会場にて期間限定ショップが展開されています。その中から春の定番『草餅』とおしゃれな最中をご紹介したいと思います。どうぞお楽しみください。

『草餅』餅皮製 小豆つぶ餡

『草餅』《京都祇をん ににぎ》
▪︎販売価格:1個 216円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より2日間
▪︎特定原材料等:乳成分、大豆
▪︎栄養成分表示:1個あたり 124kcal

春になると特に食べたくなるのが『草餅』。気負いなく食べられる生菓子なのがいいんですよね。蓬の清々しい香りと餅皮の弾力、シンプルであるがゆえお店ごとに味わいが違うのも良いところです。《京都祇をん ににぎ》さんの『草餅』は粘りけ強めな餅生地となっています。まるっこい形ときゅっと摘ままれたような仕上がりの愛らしさに自然と顔がほころびますね。

原材料名上新粉[うるち米(国産)]、砂糖(国内製造)、小豆、卵白、よもぎ(山形産)、よもぎペースト[宮城県産、山形県産]、米あめ、寒天、塩/トレハロース、加工デンプン、乳化剤、酵素(一部に乳成分·大豆を含む)

モチッモチな蓬生地とふくよかな甘さのつぶ餡の組み合わせが堪りません。蓬は蔵王産の濃厚な香りのもの、あんこは北海道産小豆を使用しています。あんこたっぷりだからこそ蓬の滋味が引き立っています。華やかなフルーツ大福が有名なお店ですが、何てことない『草餅』もぜひ味わってほしいです。

『公家日記』最中皮製 抹茶ガナッシュ&白小豆つぶ餡

『公家日記』《京都祇をん ににぎ》
▪︎販売価格:1個 238円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より2日間
▪︎特定原材料等:乳成分、大豆
▪︎栄養成分表示:1個あたり 155kcal

一目みて「何だかおしゃれな雰囲気な御菓子」と感じた『公家日記』。味わいは2種類用意されており、京都水尾の「実生の柚子」がほのかに香るガナッシュクリームバージョンと[抹茶]ガナッシュバージョンがあります。柚子も気になりましたが、抹茶好きとしては[抹茶]バージョンからいただきたいところ。目を引く最中皮の意匠も洒落ていていいですね。パッケージの雅やかさ、菓銘をいい塩梅で外すモダンさが贈り物にも良さそうと思わせます。

原材料名白小豆粒あん[砂糖、白小豆、水飴、寒天](国内製造)、最中種[もち米、ほうじ茶]、準チョコレート[食物油脂、砂糖、全粉乳、乳糖、ココアバター、脱脂粉乳]、ショートニング、脱脂粉乳、粉糖、水飴、抹茶、マルトデキストリン/トレハロース、乳化剤、香料、酸化防止剤(一部に乳成分·大豆を含む)

[抹茶バージョン]は、抹茶ガナッシュクリームとしっかり炊き上げた白小豆つぶ餡を近江羽二重餅種でサンドした逸品。抹茶のほろ苦さと控えめな甘さのあんこが絶妙にマッチしています。サクッとした歯ごたえ感じる最中皮も食べ応えがあって好きです。

今回ご紹介した和菓子店舗

《京都祇をん ににぎ本店》

住 所 〒605-0073
京都府京都市東山区祇園町北側347-115 楽宴小路内
Googleマップ
・京阪本線「祇園四条」駅から382m
電話075-541-2120
営業時間【月〜土】11:00~19:00
【日曜·祝日】10:00~18:00
休業日水曜日

《菓実の福 仁々木(ににぎ)》JR名古屋高島屋店

住 所 〒489-0867
愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4 ジェイアール名古屋タカシマヤ 地下1階 和菓子売場
電話052-566-3732
営業時間百貨店の営業時間に準じます
休業日百貨店の定休日に準じます

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