こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。
みなさんは、お正月どんなふうに過ごしましたか。わが家では久しぶりにお酒を嗜んだり、親戚の子どもの成長ぶりに驚いたり、のんびりとしたお正月を過ごしていました。家族よりも一足早く仕事はじめだったのですが、身体のキレが悪いこと、悪いこと。リズムを整えるのにしばらくかかりそうな塩梅です。トホホ
今回ご紹介するのは《両口屋是清》のひとくち羊羹シリーズ「ささらがた」。わが家ではちょっとしたおやつに、防災食にと、常備している和菓子になります。
パッケージも可愛らしいんですよ。
歳時記や季節を彩った限定パッケージが店頭に並ぶと、華やかで目をひきます。
通常は5種類の味わいなのですが、季節限定の味も販売されるので、そちらも注目しています。
● 定番の「ささらがた」は五種類 ◇「大納言」大納言小豆のふくよかな香り ◇「柚子」爽やかな風味が楽しめる ◇「抹茶」香り豊かな西尾産抹茶の風味 ◇「黒糖」黒砂糖のまろやかなコク ◇「紅粒」紅白のコントラストが美しい羊羹 |
『干支ささらがた竹林の虎』
『干支ささらがた竹林の虎』《両口屋是清》
▪︎販売価格:1個292円(税込)
▪︎内容量:8.1×16.6×2.7cm・185g
▪︎販売期間:12月中旬~1月中旬
▪︎賞味期限:製造日より45日間
▪︎栄養成分表示:1個あたり111kcal
寅年を彩る新春ささらがた【竹林の虎】は、深い竹林に姿を表す虎を意匠とした和菓子です。錦玉×上南羹×上がり羊羹の三層構造からできています。
「上南羹」とは 錦玉を煮詰めて、上南粉※を入れて混ぜたもの。上南粉はなかなか溶けないので、白い粒子がそのまま見えます。 ※蒸したもち米をよく乾燥させたものをザラメ上に粉砕して、焙煎機で少しずつ煎りあげたもの |
錦玉で描かれた虎が、どことなくポップで愛らしい印象を醸し出しています。まるで新春の幕開けに、虎も喜び踊っているかのよう。つやつやの錦玉から「虎」が浮き出て見えるのも、色彩効果なのでしょうか。
真ん中の層は上南羹。少しもちもちした食感が楽しめます。そこに美しい紅色の上がり羊羹が加わり、なめらかな舌触りを生んでいます。三位一体の贅沢な味わいを堪能できる一品ですね。
今回ご紹介した和菓子店舗
《両口屋是清》八事店
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