こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。
ところで皆さん、【きんつば】ってお好きですか?カチカチの外の皮に、餡の詰まった四角い食べ物…うーん、私は、今までそんなに好んで食べたい和菓子ではなかったんですよ。頂き物で食べるくらいかなぁ。
その先入観をみごと払拭してくれたのが、今回ご紹介する『六和敬』です。
【きんつば】ってどんな和菓子?

何故いきなり刀の写真?と、思われますよね。実は【きんつば】は漢字で【金鍔】と書きます。そして、【きんつば】は日本刀の刃と持ち手をつなぐ部分「鍔(つば)」の形に由来しているのです。
元々は京都で売られていた丸い焼き菓子で、色と形状から『ぎんつば』と呼ばれていました。『ぎんつば』は上新粉を皮としたものでしたが、江戸に渡った際に上新粉を小麦粉に変えて焼いたところ焼き色がつき、「銀より金のほうが上等だ」ということで【金鍔】と命名されたとのことです。今は四角い形が主流ですが、本来は「鍔」のように丸い形だったんですね。
『六和敬』を食べた感想


『六和敬』1個259円
賞味期限7日《巌邑堂》
『六和敬』は『ろくわぎょう』と読みます。
六和敬とは
仏教用語で、修行者が互いに仲良く敬い合うことの六つの意。
きんつば特有の銀色ではなく茶色なのは、ほうじ茶ベースのきんつばだからです。
上生菓子以外にも日持ちする和菓子を買いたいなぁと見渡したとき、目に入ったのがこちら。美味しそうだなという直感は当たり、店員さんが社長おすすめの商品ですよと教えてくださいました。
↓切った断面はこんな感じ。

ひとくちメモ

- 封を切ったとたんに芳しいほうじ茶の香りが広がる。皮は薄めで食べやすい。
- 中はひよこ豆のつぶ餡。ほうじ茶との相性抜群!甘さ控えめでおいしい餡。
- 1個124kcal、おやつにちょうど良い。
- もっと買っておけば良かったーと思ったら、オンラインショップでも購入可。嬉しい。
今回ご紹介した和菓子店舗
《巌邑堂》袖紫ヶ森店


こんな記事も書いてます。おすすめ和菓子『翡翠』《巌邑堂》 上生菓子も、とっても美しく美味しかったです✨
コメント