《川口屋》さんのおすすめ桜和菓子3選

和菓子

こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。

今週は入学式や始業式など新学期の幕開けですね。桜も満開、式典までもつか案ずる方もきっといらっしゃったことでしょう。

そこで今回は《川口屋》さんから美しい桜モチーフの和菓子を、3品ご紹介したいと思います。

『桜玉』

『桜玉』

  • 1個320円
  • 桜のせ道明寺こし餡
  • 賞味期限2日
  • 販売期間:3月22日~

桜色にうっすら色づいた道明寺餅で、あっさりとしたこし餡を包んだ一品です。桜葉のない「桜もち」って感じですよね。形もまんまるで愛らしい。

《川口屋》さんの『桜もち』は長命寺タイプで、大きな2枚の桜葉に包まれているもの。『桜玉』よりも一足早く2月24日から店頭に並んでいます。『桜もち』についてはこちらの記事をご覧くださいませ。

いわゆる桜葉に包まれた「桜もち」に比べ、『桜玉』は道明寺餅の粒がしっかりしている感じです。中の餡は、なめらかな口当たり。餡に隠れていた桜の花の甘じょっぱさが、いい塩梅ですねぇ✨食感もシャッキリしてて、道明寺のつぶつぶ感によいアクセントを生んでいます。

『爛漫』

『爛漫』

  • 1個320円
  • 練り薯蕷きんとん製道明寺芯
  • 賞味期限2日
  • 特定原材料等:やまいも
  • 販売期間:菓銘『花便り』3月15日~ 『爛漫』3月22日~

季節の移り変わりに、同じ意匠の菓銘が変わることがあります。『爛漫(らんまん)』も3月21日【春分】までは『花便り』という菓銘でした。桜の開花に伴い、咲き始め→満開→散りゆく姿と、色んな桜和菓子を楽しめるのもこの季節の醍醐味ですね。実は昨年も『爛漫』を買ったのですが、途中で落っことしてしまい見るも無残な姿に…今年は完全体で持ち帰れて、ウキウキ気分でいただきました。

参考:そのときの様子は、新生活のスタートを祝福する和菓子『佐保姫(さほひめ)』で紹介しています。そういえば、今年は『佐保姫』見かけなかったなぁ。

繊細なきんとん製で、春爛漫な情景を描いた一品です。中紅花(なかくれない)一色ではなく薄桜が入り交じることで、春の明るい光が表現されていますね。練り薯蕷きんとんのやさしい甘さと、道明寺餅のもちもち感のバランスが絶妙です。

『桜重ね』

『桜重ね』

  • 1個330円
  • ういろう製桜のせ備中餡
  • 賞味期限2日
  • 販売期間:3月22日~

ういろうを桜の花びらに見立て幾重にも重ねた、まさに満開な桜の様子を表現した一品です。ういろうを重ねた桜の意匠はほかの和菓子屋さんでも見かけることがあります。

《川口屋》さんの『桜重ね』の特徴は、桜の花びらがそっと餡に添えられているところ。淡紅色のういろうに、チラリと見える紅色が何とも色っぽいですね✨中の餡は備中白小豆。ういろう製のほの甘さを引き立たせる上品な餡です。

備中白小豆

岡山県備中地域で栽培される希少性の高い豆。独特な風味とあっさりとした舌触りで、高級餡として使用される

今回ご紹介した和菓子店舗

《川口屋》

住所:名古屋市中区錦3-13-12

地下鉄「栄」駅から徒歩約4分

営業時間 9:30~17:30

定休日 日曜日・祝日・第3月曜日

電話番号 052-971-3389(予約可)

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