賜氷節(しひょうせつ)とおすすめ和菓子『氷室(ひむろ)』

和菓子

こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。

月が変わり、6月に入りました。これから蒸し暑くなり、体調管理が大事になる時期ですね。…職場も繁忙期になるしなぁ。

冷たいものがほしくなるかと思いますが、取りすぎにはご注意を。

今回は、6月1日【賜氷節(しひょうせつ)】にちなんだ和菓子をご紹介したいと思います。

賜氷節(しひょうせつ)とは

その昔、毎年旧暦6月1日に各地の氷室から宮中に氷を献上し、また臣下にも氷を賜わる【賜氷節の儀】を催していました。冷凍技術がない時代、夏の「氷」は大変貴重なものです。その氷でつかの間の『涼』を楽しみ、暑い時期を乗り切る英気を養っていたのでしょう。

氷室とは

冬の天然氷を夏まで貯蔵するための室または洞穴。

別名【氷の朔日】という呼び方もし、今でも氷の朔日に「氷室祭」「献氷祭」を催し、無病息災などの祈願している神社や地域もみられます。

参考:奈良氷室神社のホームページ

『氷室(ひむろ)』葛製こし餡

『氷室』1個345円 賞味期限2日《御菓子所松華堂》

葛製は、透明感を上手に撮しとるのが難しい和菓子です。本来は、もう少し中の餡が透けて見える意匠となっています。

『氷室』の涼感を葛特有のひんやりした感触で表現した一品です。昔の人もこんな風に、口の中に涼しさを呼び込んでいたのでしょうか。葛の特性上、冷蔵保存をすると風味を損なうので、買ってきたらすぐ召し上がるのが一番おいしい食べ方です。そこも、届いた氷で涼を感じていた昔と共通するものがありますね。

ひとくちメモ

  • ふるふるした弾力の葛は口どけがよい。
  • 中のこし餡は二層になっている。
  • しっとりとした柔らかな餡。紅色の部分だけ少し固めに作られているかな?

今回ご紹介した和菓子店舗

《御菓子所松華堂》

半田市長選挙にあわせて選挙割り実施中(5月31日~6月6日まで)

投票済み証をお持ちのお客様は以下の特典を差し上げます。(お一人おひとつまで)

  • 【松華堂本店】300円以上      新商品のあんみつをおひとつプレゼント(1日20個限定)
  • 【クラシティの松華堂茶寮】      抹茶オレ・ほうじ茶オレをプレゼント

住所:愛知県半田市御幸町103番地 

電話番号:0569-21-0046

営業時間:8時30分~17時30分

定休日:毎週水曜日・第三火曜日 ※1月1日・2日桃の節句、端午の節句、お盆、12月後半は休まず営業

名鉄知多半田駅から徒歩10分 

JR半田駅から徒歩3分

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