JR名古屋高島屋【大京都展】限定和菓子『立夏』『薫風』《俵屋吉富》

おすすめ和菓子屋さん

こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。

JR名古屋高島屋 第22回【大京都展】へ行ってきました。毎年、【大京都展】のたびに足を運んでいるご贔屓の和菓子屋さんがあるのですが…。

方向音痴なので、迷う、迷う。地図片手に歩いているものの、なかなか目的地にたどり着けない…😨(色んなお店に引っかかっているせいもあるけど(笑)
何とかお目当ての《俵屋吉富》さんへ。セット売りでなくて、1個単位(@432円)で上生菓子を買えるのが良いところです(催事だとセット売りのお店も多い)。今年も、竹串に刺さった薯蕷饅頭に出会えて大満足💓

竹串に刺さった姿が目を引く『立夏』

『立夏』《京菓子司 俵屋吉富》

  • 1個432円(税込)
  • 薯蕷製・黒こしあん
  • 賞味期限:1日
  • 特定原材料等:やまいも、卵
  • 栄養成分表示:92kcal

水色に染められた薯蕷饅頭に2羽の千鳥、波模様の焼き印が押された一品です。

あれっ?どこかで見たことのあるデザインだぞ…と、探してみたらありました。ちょうど昨年の【大京都展】で購入した『風薫る』が似ています。

参考:おすすめ和菓子『風薫る』《俵屋吉富》

でもよ~く見てみると違いは明白。『風薫る』は青葉から薫る風のなか、優雅に羽ばたく千鳥を意匠としたもの。なので、千鳥が大きめでフワッと羽を広げたような焼き印になっています。対して『立夏』は、夏の始まりを感じさせる爽やかな波間に、小さな千鳥たちが戯れるさまが描かれていますね。

ちなみに【波に千鳥】は、縁起の良い組み合わせとして広く知られている慣用句なんですよ。縁起のよさにあやかって、愛らしいダルマの懐紙でご用意いたしました。

あっ、抹茶茶碗もダルマになっちゃいました。

立夏とは

二十四節気の第7節目、暦のうえで夏の始まりの時期で、春分と夏至の中間にあたります。5月5日頃~次の節の小満(5月20日頃)の前日までが立夏になります。

  • 初侯:蛙始鳴(かわずはじめてなく)→冬眠から目覚めた蛙が生き生きと鳴き始める頃
  • 次候:蚯蚓出(みみずいずる)→冬眠から目覚めた蚯蚓が土から這い出て来る頃
  • 末候:竹笋生(たけのこしょうず)→筍がひょっこり土から顔を出す頃

京菓子の真骨頂、こなし製の『薫風』

『薫風(くんぷう)』《京菓子司 俵屋吉富》

  • 1個432円(税込)
  • こなし製・黒こしあん(青楓:羊羹製)
  • 賞味期限:1日
  • 特定原材料等:小麦

黒文字を入れたときに感じた、むっちりとした弾力におっ✨となりました。「京こなし」の良さを存分に堪能できる一品です。

「風薫る」の漢語が『薫風』になります。風薫る=薫風とは、初夏の若葉のなかを清々しい風が吹き渡っていることを表す言葉です。4色に彩られたこなしと青楓のようかんに、5月の爽やかな風、光、青葉、花…などの風情が感じられました。

なめらかな黒こし餡、こなしの上品な甘さやむっちり感は虜になる美味しさ。中を割ったときに見られる、黒のこし餡とこなしの彩りとのコントラストも美しいですね。

懐紙の「お多福」は《和詩倶楽部》で大人気だったもの。【一笑多福】の文字とお多福さんの穏やかな笑みがいいですよねー。

今回ご紹介した和菓子店舗

菓子 俵屋吉富》

  • 住所:京都市上京区室町通上立売上ル  
  • 電話番号:075-432-2211
  • FAX番号:075-432-9271
  • 駐車場:本店向い お客様駐車場(1台)
  • 営業時間:8:00~16:00 茶室「一釣庵」と「坪庭」併設 
  • 定休日:毎週 日曜日・水曜日

《京菓子司 俵屋吉富》オンラインショップ

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