こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。
紫陽花は、花びらのような四枚のガクを中心に粒状の花をつけ、大きな毬のような形をなす花です。花の色が、開花から日が経つにしたがって徐々に変化することから『七変化』ともいいます。他にも『八仙花』『刺繍花』『手鞠花』『四葩の花』と、その姿や特徴からついた別名もあるんですよ。
和菓子の世界では季節を先取りすることから、《鈴懸》さんでは紫陽花モチーフの和菓子が店頭に並んでいました。
『四葩』ういろう製 白小豆こし餡
『四葩』《鈴懸》
- 1個400円(税込)
- 販売期間:5月15日~5月末
- 賞味期限:当日中
- 原材料名:砂糖(国内製造)、白小豆、米粉、餅粉、水飴/着色料
- 特定原材料等:なし
- 栄養成分表示:1個あたり 111kcal
四枚の葩をふんわりと光沢を帯びているういろう製で仕上げた『四葩』。ういろうから紫陽花の花色を示す、水縹(色)や淡紅色がほんのりと透けて見えるのも趣深いですね。ういろうの透け感が、雫を纏い淡く清々しく咲いている紫陽花を見事に表現しています。
中は白小豆こし餡。フワッと柔らかそうな生地に、最初見たときは羽二重餅製かな?と思ったほど。食べてみると、ういろうのむちっとした食感と白小豆のまろやかで上品な味わいに後味よくいただけます。
⏬ひとつひとつ手作りなので色の出方が違うのがまた、色づきかけた紫陽花そのものかのようで面白い。
6月になると錦玉製の『紫陽花』が登場します。こちらは、芯となる餡に小さなキューブ状の錦玉を付けた一品です。錦玉の透明度が雨に濡れて光る紫陽花を演出していて、食べるのがもったいない程なんですよ。こちらもお楽しみに✨
毎月30日は「鈴懸の日」ということで、小さな和菓子セットが販売されます。こちらにも雪平製の『紫陽花』が入っていますね。
今回ご紹介した和菓子店舗
《鈴懸》本店
住 所 | 〒 812-0026 福岡市博多区上川端町12番20号ふくぎん博多ビル1階 (google map) 福岡市地下鉄「中洲川端駅」91m ・福岡市地下鉄「中洲川端駅」5番出口からすぐ |
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電 話 | 092-291-0050 |
営業時間 | 【菓舗】9:00~19:00/【茶舗】11:00~19:00(L.O.食事18:00、甘味18:30) |
定休日 | 1月1日・2日 |
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