【母の日】に可愛らしいアニマル和菓子はいかがですか？《三好屋老泉》

こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。

本日5月8日は【母の日】ですね。すっかり忘れていました。和菓子屋さんの【母の日】をテーマとした和菓子の投稿のあれこれを見て気づいた口です。季節の風物詩を表現される和菓子の世界観は、私のような忘れん坊には有り難いことです。記念日とか興味がなさすぎるもんなぁ…

今回は久しぶりに《三好屋老泉》さんに訪れてみました。普段は予約制のアニマル和菓子が、行事やイベントの際は店頭に並び気軽に購入できるんですよ。カーネーションよりも和菓子が嬉しい私は、今年も【母の日】に上生菓子を食べております。

母の日ver.『ネコ』

母の日ver.『ネコ』《三好屋老泉》

きゅるるんとしたおめめが愛らしい印象の『ネコ』。赤いベレー帽を被ってオシャレした【母の日】特別バージョンの三毛猫です。

耳の窪みやヒゲは、木枠などを押し付けて作っているのかなぁ？パッと見は愛らしさに目がいきますが、よくよく眺めてみると細部は精巧なつくりになっていることが分かります。

可愛らしいモチーフだと、どこに黒文字を入れたものか悩んでしまいますねー。

『薔薇』《三好屋老泉》

淡紅色に染められた練りきりに、繊細な薔薇の型押した一品です。葉っぱの形に型どられた羊羹は、あっさりとした甘さ。中のつぶ餡は対照的に濃厚な甘さに仕上がっています。

よーく見てみると表面がキラキラ、上質なラメのような煌めきをしています。何だろう？と思って三代目にお尋ねすると

デンプンを粉状にしたものを振りかけると、キラキラして見えるんです。

と教えてくださいました。和菓子って、奥深いなぁ✨

“和菓子デンプン粉”で検索してみたら「オブラートパウダー」と出てきました。柚餅子などのくっつきやすい菓子のとり粉としても使われているようです。化粧品のラメは口に入れられませんが、デンプン粉なら安心ですね。

《和菓子処 三好屋老泉》