“花より団子”な母の日

和菓子

こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。

5月の第2週は《母の日》ですね。みなさんの家では、花を贈ったり貰ったりなさったのでしょうか?私は花を日持ちさせるのが苦手なのもあって、どちらかというと花を貰うと困惑するタイプです。花のある暮らしって、憧れでもあるんですけど程遠い…。ということで、母の日も変わりなく和菓子を食べているきりこです。

《母の日》の起源~カーネーションの色には意味がある

1908年5月10日アンナ・ジャービスが、社会活動家であった亡き母アン・ジャービスを追悼するため、母が教師をしていた教会の日曜学校で記念会を開き白いカーネーションを寄贈したのが《母の日》の始まりと云われています。このことをきっかけに、アメリカでは1914年に5月第2日曜日を《母の日》と定めました。白いカーネーションが《母の日》の象徴だったんですねー。

日本では、アメリカに倣って5月の第2日曜日を《母の日》としていますが、健在の母には赤いカーネーションを、亡き母を偲ぶ場合には白いカーネーションと、色によって意味合いを変えて贈るのが一般的とされています。…知らないで白いカーネーションと贈ると、大惨事になりそうですね。

南半球のオーストラリアの《母の日》も、5月の第2日曜日です。季節は秋なので贈る花は白い菊の花。日本では仏花なのでちょっとびっくりしますが、国のよって花の持つ意味が変わるのも面白いですよね。

カーネーションは何本がいい?迷ったら12本!

カーネーションを贈るとしたら何本用意したらいいのでしょうか?調べてみると、本数にも色んな意味があるようですが、おすすめは12本!これは結婚式で参列者から1本ずつ薔薇を受けとるダズンローズから由来したものです。

12本の花1本ずつに「感謝・誠実・幸福・信頼・希望・愛情・情熱・真実・尊敬・栄光・努力・永遠」という意味を込めて贈るダズンフラワー、なかなか楽しそうですね。

ただ残念なことに、うちには12本も生けられる花瓶がない。ぎゅーぎゅー詰めで生けるか、押し花にするしか選択肢がない…

母の日に食べたい和菓子『カーネーション』

きんとん製《鈴懸》400円

繊細な薯蕷きんとんにつぶ餡、黄色と薄ピンク色のカーネーションを意匠とした一品です。こんもりとしたきんとんは見てるだけでも華やぎを与えてくれます。選び難くて両方買い求めてしまいました。味はおんなじなのにね(笑)子どもと一緒にひとつずつ食べられて、至福の時間でした。

黒文字を入れると細やかなきんとんがハラリとこぼれるのが、まるでカーネーションのくしゅくしゅした花弁を思わせて風雅な心もちになりますね。

カーネーションの花言葉

ピンク:感謝、温かい心、上品

黄色:美、友情

母の日に食べたい和菓子『ひとくち生ういろう安納芋』

ういろう製《青柳総本家》216円 ※JR名古屋高島屋店限定品

安納芋(あんのういも)は種子島の特産として知られるさつま芋です。水分が多くクリームのように ネットリとした食感が特徴で、焼き芋にしただけでも甘くて美味しい素材ですね。

ひとくちメモ

  • クリーミーな安納芋とやさしい甘さの紫芋の二層式ういろう。
  • もっちりとしたういろうとトッピングされた芋餡のバランスがよい。
  • 芋の甘みに対して、少し塩味のある黒ゴマの風味がアクセントになっている。
  • 芋餡のトッピングがあっても115kcal。カロリー表示があるのが嬉しい。

参考:おすすめ和菓子『ひとくち生ういろう』《青柳総本家》

最後に

新しい抹茶の封切りして点てたもの。美しい気泡の抹茶に嬉しくなりました。

鈴懸の『カーネーション』は定番で毎年購入していますが、ほかにどんな和菓子があるかなと巡るのが楽しみのひとつです。来年にはコロナが収束して、旅先で和菓子が味わえるといいなぁと考えています。

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