春の季語と和菓子『花筏』《川端道喜》

和菓子

こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。

満開の桜よりもはらはらと散りゆくさまに風情を感じます。和歌でも「花」とあれば「桜」を表すくらい日本人に愛され、古来より多くの歌に詠まれてきました。三十六歌仙のひとり、山部赤人は

(あしひきの)山の桜の花が、これから何日も今のように咲いているのなら、こんなにひどく心惹かれることはないだろうに。

今回は、散りゆく桜の美しさを見立てた和菓子をご紹介したいと思います。どうぞお楽しみください。

春の季語の区分

◇初春:立春から啓蟄の前日まで
◇仲春:啓蟄から清明の前日まで
◇晩春:清明から立夏の前日まで
初春~晩春までの全ての期間に共通する季語を「三春」といいます。

【晩春】の季語『花筏』餅皮製 小豆こし餡

『花筏(はないかだ)』《御粽司 川端道喜》
▪︎販売価格:1箱5個入り 3,672円(税込)
▪︎賞味期限:当日中
▪︎特定原材料等:なし
▪︎栄養成分表示:1個60gあたり 188kcal

『花筏(はないかだ)』とは水面に散った桜の花びらがまとまって流れ、筏のようにみえる様子のことです。川面を流れる美しい桜色の情景は、慌ただしい日々を忘れさせてくれるような優雅さに満ちています。

原材料名 こしあん(国内製造)、餅粉、砂糖/着色料(赤色3号)

御所染(ごしょぞめ)色に染めた細長い棒状の餅で餡を包み、桜花の焼き印を左右に押し『花筏』の意匠としました。よく見ると桜花の焼き印が陰陽になっています。雅趣を感じる一品ですね。

実は《川端道喜》さんの和菓子で一番最初に知ったのがこちらの『花筏』。画像を通して見て、なんと雅やかな和菓子なんだろうと感動した覚えがあります。季節が巡り、とうとういただくことが出来ました。

餡は相変わらず上品で美味しい。裏側を見てみると餅皮が凹んでいて筏を思わす仕上がりになっています。面白いものですね。

今回ご紹介した和菓子店舗

《御粽司 川端道喜》

住 所  アクセス〒606-0847
京都府京都市左京区下鴨南野々神町2-12

地下鉄烏丸線 北山駅から424m
・地下鉄「北山駅」より徒歩2分
・地下鉄「松ケ崎駅」より徒歩7分
・JR京都駅・四条河原町から市バス(4号系統)「野々神町」停留所下車し、徒歩すぐ
電話番号075-781-8117
営業時間9:30~17:30 ※完全予約制
休業日水曜日(※8月は全休)

毎朝、天皇に300年以上もの間、御朝餉(おあさ)を進献したことや千利休との親交について等が書かれた《御粽司 川端道喜》の由緒記

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