【春季限定】おすすめ和菓子『さくらきよめ』《きよめ餅総本家》

二十四節気と和菓子

こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。

4月19日より二十四節気【穀雨】に入りました。江戸時代、太玄斎によって書かれた「こよみ便覧(※)」に依れば ※こよみ(暦)便覧は、江戸時代に出版された暦の解説書

穀物の成長を促す恵みの雨が降り注ぐという意味合いで「百穀春雨(ひゃっこくはるさめ)」と言ったりもします。だんだんと日差しも強くなっていくこの頃、農家では田植えの準備をし始めます。

【穀雨】の七十二候名称意味
初候 4月19日〜4月23日頃葭始生(あしはじめてしょうず)水辺の葭が芽吹き始め、山の植物、野の植物が緑一色に輝き始める頃。
次候 4月24日〜4月28日頃霜止出苗(しもやんでなえいづる)暖かくなり、霜も降らなくなり、苗がすくすくと育つ頃。
末候 4月29日〜5月3日頃牡丹華(ぼたんはなさく)百花の王である牡丹が開花し始める頃。

【穀雨】は春季の最後の節で、その終わりごろに八十八夜を迎えます。もう少し、春の余韻を楽しみたい…今回はそんな春の終焉にぴったりな和菓子をご紹介したいと思います。

『さくらきよめ』羽二重餅製 さくら餡

『さくらきよめ』《きよめ餅総本家》
▪︎販売価格:1箱5個入り 1,100円(税込)
▪︎販売期間:2月初旬~4月下旬(桜が散る頃まで)
▪︎賞味期限:製造日より6日間
▪︎特定原材料等:卵

白餡に刻んだ桜葉の塩漬けを練り込み、やわらかな羽二重餅で包んだ『さくらきよめ』。伝統銘菓『きよめ餅』の桜の季節限定バージョンです。淡紅色に染められた羽二重餅には伝統の「きよめ」ではなく、桜花の焼き印が入っているのが何とも雅やかですね。

原材料名砂糖、白餡、和三盆糖、餅粉、白玉粉、還元水飴、桜葉塩漬け、砂糖結合水飴、卵白/トレハロース、加工澱粉、着色料

中は白茶色に染まったこし餡。桜葉塩漬けの香りと塩味がいいアクセントになっています。和三盆糖のまろやかで上品な口あたりの餡とよく合いますね。

一緒に上生菓子も購入しました。薇(ぜんまい)の焼き印が押されたフルフルのわらび製の『春の山』。

“潅仏会(かんぶつえ)”をモチーフとした薯蕷製の『花まつり』。淡藤色·淡紅色·淡黄蘗(うすきはだ)·若葉色·薄花色の五色に色付けされていて華やかですね。

【花まつり·潅仏会】とは
四月八日(釈迦の誕生日)、華やかな花御堂に安置された誕生仏に甘茶をそそぐことで仏を供養する行事のこと。釈迦誕生のおりに、龍が天から飛来して香湯をそそいだという故事に基づく。

今回ご紹介した和菓子店舗

《きよめ餅総本家》本店

住 所 〒456-0031
愛知県名古屋市熱田区神宮三丁目7番21号

・名古屋市営地下鉄名城線「熱田神宮伝馬町」駅2番出口より徒歩6分
•名鉄名古屋本線「神宮前」駅西出口より徒歩1分
電話
Fax
052-681-6161
052-681-6160
営業時間8:30~18:00 
休業日年中無休

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