【石川応援】おすすめ和菓子『栗法師』『山野草』《柴舟小出》

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こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。

昨年の4月は石川旅行を存分に楽しみました。和菓子処なので色々購入しましたが、なかでも『柴舟』がめっぽう美味しかったんですよね。さすが、金沢銘菓!ほどよい反りかげんの小判型にうっすらと雪をはいたような白砂糖の化粧引き、ピリッとした生姜蜜の風味はクセになる味わいです。それ以来、銘菓百選などで見かけては色んな和菓子屋さんのもいただきましたが、やはり屋号にもある《柴舟小出》さんのが一番かと思われます。

今回、催事出店されていたので『柴舟』も購入しましたが、せっかくなので違う御菓子にも手をのばしてみました。さて、いったいどんな味わいなのでしょう。

『栗法師』栗蜜漬け&羊羹製

『栗法師(黒·白)』《柴舟小出》
▪︎販売価格:1個303円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より14日間
▪︎特定原材料等:なし ※本製品の製造工場では、乳成分・卵・小麦・そばを原材料とした製品を製造しております。
▪︎栄養成分表示:1個あたり 80kcal

手のひらサイズの愛らしい御菓子『栗法師』。一粒の栗そのままに羊羹で薄くコーティングしたシンプルな構成の一品です。黄支子(きくちなし)の包みは「黒」、赤茶色の包みは「白」の栗菓子になっています。では、それぞれみてみましょう。

原材料名【黒】栗シロップ漬(国内製造)、砂糖、大納言小豆、白小豆、和三盆糖、米飴(もち米、大麦)、砂糖結合水飴、寒天/くちなし色素

羊羹のうえにうっすらと和三盆がかかっていて、雪化粧された山肌のような風情となっています。中は蜜漬けされた大粒の栗。しっかりと熟成された深みのある色合いに仕上がっています。味わいもこっくりとしています。私はこちらの方が好みかな✨

原材料名【白】栗シロップ漬(国内製造)、砂糖、白小豆、和三盆糖、米飴(もち米、大麦)、砂糖結合水飴、寒天/くちなし色素

「白」は光輝くような軽やかな色合い。中の蜜漬け栗もほっくりと素朴な味わいです。甘さも控えめな仕上がりになっています。

『山野草』浮島製&抹茶あん

『山野草(野)』《柴舟小出》
▪︎販売価格:1袋2個入り 400円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より21日間
▪︎特定原材料等:卵、小麦粉、乳成分
▪︎栄養成分表示:1個あたり 142kcal

「山野草」のシリーズは全部で3種類。「山」と「野」は浮島製と抹茶のそぼろ餡の二層になったもの、「草」は小豆の入った生地に加賀の丸芋を使用し、かるかん風に蒸し上げたものになっています。

今回は「野」を選びました。銘々皿は桜色、手拭いも御菓子の色合いに合わせてみましたよ。

原材料名白餡[手芒豆、砂糖(国内製造)]、鶏卵、砂糖、米粉、小麦粉、加糖練乳、米飴(もち米、大麦)、抹茶/着色料(黄色4号、青1号、赤3号、赤106号)

淡黄色の浮島と若緑の抹茶そぼろ餡との組み合わせは目にもやさしく、穏やかな心持ちになれる配色ですね。「若緑」は【晩春】の季語で本来は「松の新芽」を表すそうです。そう聞くと、柔らかな色合いに春の息吹きが感じられるような気がしてきました。

裏側にしてみると抹茶そぼろ餡の様相が見てとれます。ふんわり&ほのかな甘さの浮島と、ほろほろした口溶け&爽やかな苦味の抹茶あんの調和が絶妙な一品です。

今回ご紹介した和菓子店舗

《柴舟小出》本社·横川店 ※野町本店は2024年4月現在休業中です。ほかの直営店はこちら

住所〒921-8163
石川県金沢市横川7丁目2-4

□ 金沢駅から車で約20分
□ 金沢西ICから約10分、金沢東IC・金沢森本ICから約25分
□ 北陸鉄道路線バス「伏見橋」バス停から徒歩約5分
電話
Fax
076-241-3548
076-244-5248
営業時間【月~土曜】9:00~18:30
【日・祝日】9:00~18:00
休業日1月1日・2日

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