こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。
クリスマスまで後5日。おとなの皆さんはサンタクロースになる準備をしたり、クリスマスを祝うご馳走を計画したりしている最中でしょうか。わが家は今まで気になっていた「シュートレン」を今年初めて購入してみました。…といっても「和シュートレン」、本場ドイツのものとはひと味違う和菓子屋さんが作られたものになります。クリスマスを待ちわびながら少しずつスライスして食べる、何だかロマンチックな伝統菓子ですね。今回ご紹介するのは『いちまいのみず』でお馴染みの《亀広良》さんの「シュートレン」。いったいどんな味わいなのでしょう。どうぞお楽しみください。
『和菓子屋のシュートレン』
『和菓子屋のシュートレン』《京菓子司 亀広良》 ▪︎販売価格:1箱 2,900円(税込)※箱なし 2,700円 ▪︎箱サイズ:縦12cm×横15cm×高さ7cm ▪︎賞味期限:製造日より約3週間 ▪︎特定原材料等:小麦粉、乳成分、アーモンド、くるみ ▪︎栄養成分表示:1個あたり 850kcal
蜜漬けにした大粒の利平栗に丹波大納言小豆、アーモンド·胡桃入れて生地を焼き上げ、阿波和三盆糖でコーティングした『和菓子屋さんのシュートレン』。サイズ感も程よく、初心者でも手に取りやすい大きさです。
包みをほどいたとたんマジパンのアーモンドがじんわりと香り、もうおいしそう!食べる前からワクワクしますね。
散りばめられた丹波大納言小豆は、本場でいうところのレーズンなどのドライフルーツの見立てでしょうか。ちょっと面白い。ひとくち食べてみると、周りを覆っている阿波和三盆糖の深い甘みが口の中に広がり、まろやかな和テイスト「シュートレン」へと仕上がっているのが分かります。この和三盆糖がほんと絶品💕ほかの素材の旨さを引き立てているといっても過言ではないでしょう。
原材料名 | 阿波和三盆糖(国内製造)、丹波大納言小豆(無農薬·無化学肥料)、小麦粉、自家製栗甘露煮、牛乳、アーモンド、胡桃、よつ葉発酵バター、ドライフィグ、塩、ラム酒、ドライイースト |
おいしいので日を置かず食べてしまいたいところですが、味わいの変化も楽しみたいもの。阿波和三盆糖がしっとりと馴染み、アーモンドの香りと自家製蜜栗、丹波大納言小豆などが熟成されていく過程をクリスマスまでの期間楽しむことにいたしましょう。ちなみにコーヒーや紅茶、抹茶にもよく合いましたよ。
「シュートレン」こぼれ話 ◇クリスマスを待つアドベント(イエス・キリストの降誕を待つ期間)の間に食べるドイツの伝統菓子 ◇「シュトーレン」とは本来ドイツ語でトンネルや地下道のことを意味する ◇砂糖に包まれたその姿は、白いおくるみに包まれた幼子イエスをイメージしているとも云われている ◇最初に真ん中から2等分になるようにカットし、1cm位ずつスライスしながら食べる。残りをラップなどに包んで乾燥を防ぐのがおいしく食べるコツ |
今回ご紹介した和菓子店舗
《京菓子司 亀広良》
住 所 | 〒451-0025 愛知県名古屋市西区上名古屋1-9-26 ・名古屋市営地下鉄名城線「名城公園」駅1番出口徒歩8分 |
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電話 Fax | 052-531-3494 052-531-3494 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
休業日 | 火曜日・水曜日 |
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