そうだ！和菓子屋へ行こう～《川口屋》編

こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。

いよいよ新学期が始まりましたね。うちの子は今年、新一年生のお迎え当番を仰せつかり、毎日一緒に登校しているようです。新一年生はもちろんですが、初めての経験をする上級生だってドキドキするものです。

きりこは、色んな和菓子屋さんから商品を選べるのでデパ地下も利用しますが、個人の和菓子店の独特な雰囲気も好きだったりします。今となってはヒョイヒョイ暖簾くぐっていますが、最初のころはほんの少しだけドキドキしたものです。慣れない人からしたら、個人の和菓子店は少々入りづらい場所かもしれませんね。

和菓子店に入りにくい要因『閉鎖的空間』『注文の難しさ』

和菓子店舗に入りにくい要因は

• 中の様子が窺えない入り口
• 扉開けたら2歩でショーケースの逃げ場のなさ
• 和菓子の名前、製法の小難しさ

まぁ、このあたりでしょうか？和菓子のことがよく分からないからといって、端から端までくださいと注文するわけにもいきません。(だいたい消費期限が1～2日なので、そもそもそんなに食べられない)

和菓子好きのきりこも、製法を店員さんにお尋ねしたら「ねりじょうよです」とにこやかに言われ、ねり…　と固まったことがあります。

今回は、そんな和菓子店ビギナーでも入りやすい和菓子店舗をご紹介したいと思います。

おすすめ！趣味の和菓子『川口屋』

名古屋市栄の繁華街に、ひっそりと佇む名店。気をつけないとこんなところに和菓子屋が？と、素通りしてしまうかも知れません。扉を開けたらすぐ目の前、和菓子のショーケースがお出迎えしてくれます。

おすすめポイント

• 常時6～10種類近い和菓子の取り揃え。1個くらいは食べたい和菓子に出会えるはず！
• 餡の種類が豊富。黒糖こし餡、季節の果物入りの餡、白小豆などなど。今の季節だと、桜の塩漬け入り餡や蓬入り餡などが楽しめる。
• きんとん製の芯は道明寺。餡が芯のものより軽やかな味わい。
• おかみさんがチャキチャキしてて話しやすい。
• 上生菓子は一律320円の明瞭会計。(備中餡入りだけ330円)
• 予約可能。当日でも、1個からでも大丈夫！
• SNSで和菓子情報の発信あり

何種類もあると、かえって迷ってしまうかもしれませんね。でも、大丈夫！インスタグラムで和菓子の製法や簡単な説明をアップしてくれているので、予め買いたいものを決めて出かけられます(買いすぎ防止にもなる(笑)。予約も可能なので、行ったら売り切れてたなんて悲しいことにはなりません。

お正月用の和菓子だけは、インスタグラムにアップされないので要注意です。受け取りは12月30日、31日ですが、注文受付は12月上旬で締め切られてしまうほどの人気商品です。こちらも10種類ぐらい、正月らしい松竹梅を型どったものや干支の蕎麦薯蕷などがあります。11月下旬くらいから店頭で見本を見ることが出来ますよ。

川口屋の和菓子が食べられる和カフェ『茶香丸源』

和菓子屋さんの暖簾をくぐる前に、味のお試しがしたい方は《茶香丸源(さこうまるげん)》へ。同じく栄のアネックスビル1階にある日本茶専門店ですが、お茶のセットについてくる和菓子は《川口屋》さんのものです。店内はお茶や茶器などの販売もしています。一見、カフェが併設されているとは分かりにくいので、比較的ゆったりと過ごせます。(コロナ禍でここ1年くらい行っていないので状況が変わったかもしれません)

今回紹介した和菓子店舗

川口屋