【夏季限定】おすすめ和菓子『京観世 オレンジ』《鶴屋吉信》

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こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。

愛媛旅行でたくさんの「タルト」を食べながら、何かに似ているなぁと思っていました。《鶴屋吉信》を通りかかった時に合点!そうです、餡を巻く和菓子といえば『京観世』がお馴染みです。片やカステラ生地、片や村雨餡と違いはあれど見た目の印象が近しい…「タルト」の歴史は江戸時代まで遡るので、『京観世』の意匠は「タルト」にインスパイアされたものかしらなどと考えると楽しくなりますね。

今回はロングセラーの『京観世』より夏季限定バージョンをお届けしたいと思います。どうぞお楽しみに✨

夏季限定『京観世 オレンジ』

『京観世 オレンジ』《鶴屋吉信》

  • 販売価格:1個324円(税込)
  • 販売期間:5月中旬~8月中旬
  • サイズ:横5cm×縦4cm×幅2.5cm
  • 賞味期限:製造日より20日間
  • 原材料名:生餡(手亡豆、小豆)、砂糖、オレンジ果皮シロップ漬、小麦粉、上用粉、寒天/酸味料、着色料
  • 特定原材料等:小麦粉、オレンジ
  • 栄養成分表示:1個(45g)あたり 122kcal

大正9年創案の代表銘菓『京観世』に夏季限定で爽やかな香りのオレンジバージョンが登場しました。

こちらは、能楽の家元・観世家ゆかりの観世稲荷社にある井戸・観世井かんぜいにまつわる龍神伝説です。長年、人々から愛される『京観世』の渦巻く水の文様は、この龍神伝説を意匠として生まれました。定番の『京観世』は小倉羹を村雨餡で巻き上げた風格ある佇まい。打って変わって「オレンジ🍊」バージョンは夏の日差しを浴びてキラキラ輝く清水かのような風情をしています。村雨餡も定番は静謐な光悦茶こうえつちゃ(色)に対し、夏季バージョンは晴れやかな白茶(色)になっており、対比を楽しむことが出来ます。

村雨の古雅な質感で波紋の美しさを表した一品。パッケージを開けたとたんに香るオレンジのフレッシュさが堪りません。ほろほろ、ほろりとほどける村雨餡は、オレンジの爽やかさを損なわないように軽やかな風味に仕上げてあります。所々に混じるオレンジピールの渋味も味わい深いものです。

今回ご紹介した和菓子店舗

《鶴屋吉信》本店

住所〒602-8434 
京都府京都市上京区今出川通堀川西入る
・京都市営地下鉄「今出川」下車 西へ徒歩約10分
・京都市営バス「堀川今出川」下車 西北角
・駐車場 15台あり
電話
FAX
075-441-0105
075-431-1234
営業時間販売:9:00 〜 18:00
喫茶:10:00 ~ 17:30(L.O.17:00)
※コロナの影響により営業時間が変更になる場合があります。詳しくは公式サイトまで
休業日毎週水曜日

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