【季節限定】おすすめタルト『一六タルト 焼きいも』《一六本舗》

和菓子

こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。

四国で「タルト」といえば洋菓子ではなく、愛媛県松山市の郷土菓子のこと。愛媛旅行の際、タルトを扱う和菓子屋さんがこれほどあるとは!と驚いたものです。一見、洋菓子のロールケーキのような見た目ですが、食べてみるとちゃんと和菓子だなぁと感じる不思議な御菓子。けっこうハマっていて見かけると購入してしまっています。

「タルト」の歴史
正保4年(1647)ポルトガル船が入港した際、警備にあたった久松家初代松山藩主・松平定行公がポルトガル人に教わったことが始まり。南蛮タルトはカステラの中にジャムが巻かれたもので、現在のような餡入りのタルトは定行公が独自に考案したもの。その後、松山の菓子司に技術が広まり、今では全国的な人気を博す和菓子となりました。

今回はタルトを扱う和菓子屋さんの中でも有名な《一六本舗》さんの秋季限定、さつま芋を使ったタルトをご紹介したいと思います。

『一六タルト 焼きいも』タルト

『一六タルト 焼きいも』《一六本舗》
▪︎販売価格:1箱3個入り 551円(税込)
▪︎販売期間:9月1日(日)~11月下旬
▪︎賞味期限:製造日より約23日間
▪︎特定原材料等:卵、小麦粉
▪︎栄養成分表示:1個あたり 97kcal

熟成させた埼玉県の「川越いも」を焼きいもにし、餡に入れることで風味豊かなタルトに仕上げた『一六タルト 焼きいも』。焼きいもは人気品種の「シルクスイート」と「紅はるか」の2種類を使用しています。

シルクスイート▪︎肉質はしっとりとした粘質で舌ざわりが良く、甘みが強い品種。
▪︎熟成すると、水分が多く食感が絹のようにしっとり滑らかに焼き上がることが由来。
紅はるか▪︎ねっとりとしつつ、なめらかでクリーミーな口当たりと、熱を入れると糖度は50度にもなるとされる甘さが人気。
▪︎麦芽糖の比率が高い。食べると濃くて強い甘さでありながらどこか上品な甘さ。

◇「一六タルト」の特徴

  • 生地を高温でサッと焼き上げるため、仕上がりがしっとりふわふわ。きめ細やかな生地が美しい。
  • こし餡の口当たりを滑らかにするために皮むき小豆を使用
原材料名砂糖(国内製造)、白いんげん豆生餡、液卵(全卵、卵黄)、小麦粉、さつまいもペースト、麦芽糖、水あめ、小豆生餡、さつまいもソース、食塩、ココアパウダー、柚子果皮/トレハロース、膨張剤、香料、着色料(クチナシ、トマトリコピン)

生地の浅蘇芳(あさきすおう)といも餡の黄朽葉(きくちば)色は、秋の訪れを感じさせる色合わせですね。ふんわりした生地を楽しんでいるとグッとくる芋餡の甘さにしびれます。

今回ご紹介した和菓子店舗

《一六本舗》勝山本店

住  所790-0878
松山市勝山町2丁目8-1
伊予鉄道松山市駅線「勝山町」駅より 230m
・伊予鉄道松山市駅線「勝山町」駅より 徒歩3分
・伊予鉄道松山市駅線「警察署前」駅より 徒歩1分
・松山城より 徒歩5分
電 話089-941-0016
営業時間9:00~19:00
休業日年中無休

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