こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。
コロナウイルスまん延防止等重点措置の影響で、楽しみにしていた授業参観がすっかり中止となってしまいました。致し方ないとはいえ、ぽっかり空いた休暇、何に使うか思案のしどころ…そうだ!久しぶりに《芳光》さんに行ってみよう✨と思い立ち、朝イチで来訪してみました。大曽根駅から徒歩15分、ちょうどよい散歩道ですね。
前回訪れたときは、まだ微かに秋の気配が残る和菓子がちらほら並んでいました。今回はどんな和菓子に出会えるか楽しみ、楽しみ…
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今回購入した上生菓子はこちらの4品
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左上から時計回りに
- 『椿餅』羽二重餅製つぶ餡 310円
- 『赤鬼』練りきり製こし餡 伊勢芋入り 320円
- 『うぐいす餅』求肥製こし餡 310円
- 『咲分け』黒糖きんとん製道明寺芯 伊勢芋入り 320円
今回は「節分」や【初春】を象徴する和菓子を4品購入しました。今の時期だと賞味期限が翌日までなので、つい買いすぎちゃいますね。
このなかから『うぐいす餅』をピックアップしてお話ししたいと思います。
『うぐいす餅』の由来
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ふんわりとした求肥に青大豆のきな粉、ちょっぴり凹ませた形もユニークさを生んでいる餅製和菓子。この和菓子に『うぐいす餅』と名付けたのは、いったい誰だったのでしょう。
時は天正年間(1580年代)まで遡ります。郡山城の城主であった豊臣秀長が、兄の豊臣秀吉を招いた茶会を開く際に「珍菓を造れ」と御用菓子司の菊屋治兵衛に命じました。そのとき献上された餅を秀吉は大変気に入り、「鶯餅と名付けよ」と下賜(かし)したと云われています。
シンプルな餅製和菓子に「うぐいす餅」と名付けたエピソードから、秀吉の情緒豊かな人物像がうかがえますね。
《御菓子所 芳光》の『うぐいす餅』
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極め細やかな青大豆のきな粉が特徴の『うぐいす餅』。全体にきな粉がまぶしてある和菓子屋さんもありますが、《芳光》さんのはほんのりかかる程度。まるで、羽根を休めているウグイスを彷彿とさせる様相です。代表銘菓の『わらび餅』もさらさらとした繊細なきな粉でしたが『うぐいす餅』も同様で、ほんとにおいしい✨やわらかな求肥も、なめらかなこし餡もバランスがよく、絶品でした。
今回ご紹介した和菓子店舗
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《御菓子所 芳光》
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住所:名古屋市東区新出来1-9-1
電話番号:052-931-4432
営業時間:9:00~18:00
定休日:日曜日
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