こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。
二十四節気では7月7日より【小暑】に入りました。江戸時代、太玄斎によって書かれた「こよみ便覧」に依れば ※こよみ(暦)便覧は、江戸時代に出版された暦の解説書
いよいよ本格的な夏の到来です。この頃から本格的な暑さが始まり【大暑(7月22日~8月7日頃)】で夏の暑さはピークを迎えます。【小暑】から【大暑】までの期間を暑気と呼び、暑中見舞いを出すのもこの期間です。また、夏の季語では【小暑】から「晩夏」に移り変わります。
【小暑】の七十二候 | 名称 | 意味 |
初候 7月7日~7月11日頃 | 温風至(おんぷういたる) | 雲の間から注ぐ陽がだんだんと強くなる頃 |
次候 7月12日~16日頃 | 蓮始開(はす はじめて はなさく) | 蓮がゆっくりと蕾をほどき花を咲かす頃 |
末候 7月17日~22日頃 | 鷹乃学習(たか すなわち がくしゅうす) | 5,6月に孵化した雛が巣立ちの準備をする頃 |
さて今回は《京銘菓 大極殿本舗》さんの爽やかな棹菓子をご紹介したいと思います。どうぞお楽しみください。
『レースかん』レモン錦玉羹

『レース羹』《京銘菓 大極殿本舗》
▪︎販売価格:1棹 1,890円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より約10日間
▪︎特定原材料等:なし
▪︎栄養成分表示:1棹(400g)あたり 916kcal
レモンの輪切りを錦玉羹に閉じ込めた涼やかな棹菓子『レースかん』。こちらは、まだレモンが珍しかった昭和初期の時代に3代目が創作した御菓子です。レモンが寒天のなかに浮かんでいるさまをレースに見立てるとは、何とも風雅な御菓子ですね。

原材料名 | 砂糖(国内製造)、水飴、レモン、寒天、レモンリキュール/香料、着色料(クチナシ色素) |
本格的な夏の到来で食欲減退してもレモンの爽やかさにつるりと食べられるのが嬉しいかぎり。薬膳の考え方でもレモンの爽やかな香りは気を巡らせ消化を促進するはたらきがあります。夏バテ予防にも良さそうな一品です。
今回ご紹介した和菓子店舗
《京銘菓 大極殿本舗》
住 所 | 京都府京都市中京区高倉通四条上ル帯屋町590番地 □ 地下鉄烏丸線·東西線「烏丸御池駅」より徒歩7分 |
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電 話 Fax | 075-221-3323 075-221-3324 |
営業時間 | [販売]9:30~18:00 [喫茶]10:00~17:00 |
定休日 | 水曜日 |
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