こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。
10月28日~11月19日まで開催されていた【やっとかめ文化祭2023】。今年は少し遅めのスタートだったので、余裕をもって楽しむことが出来ました。ということで日にちは経ってしまいましたが、ちょっと振り返ってみましょう。
【やっとかめ文化祭】とは 毎年10月下旬から11月上旬にかけて、名古屋のまちを舞台に伝統芸能の公演、歴史や文に出会う寺子屋・まち歩きなど、多彩なプログラムを開催する文化の祭典のこと。 |
「旅する判子コレクション」20個制覇!
期間 | 2023年10月28日(土)~11月19日(日) |
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対象会場 | • まちなか芸披露 • まちなか寺子屋 • まち歩きなごやの全会場 •「和菓子の原点に還って、名古屋の素朴な和菓子」参加店舗(全26店) |
【やっとかめ文化祭2023】期間中、プログラムに参加すると判子をポンと押してもらえる「旅する判子コレクション」企画。スタンプラリーのようで子どもにも大ウケです。20個コンプリートすると特大の判子とオリジナルの記念品がプレゼントされます。 今年もあちこち楽しみながら子どもと一緒にさまざまな判子を集めていきました。参加したのは
•「あんこトークと和菓子づくり体験」 • 名古屋能楽堂 能「土蜘蛛」狂言「仏師」 •「まるごと1日やっとかめ祭りin円頓寺商店街」 •「和菓子巡り企画」18店舗
ほとんど和菓子巡りで集めた判子。その結果、子どもは15個、私は20個コンプリート✨となりました。
景品受け取りに上前津にある【やっとかめ文化祭実行委員会事務局】まで行ってきました。目印は1階の「喫茶アミーゴ」だそうで…なかなか一風変わった佇まいの喫茶店でしたねー。
いただいた景品はこちら⏬
5個 | やっとかめ文化祭デザインの缶バッチ |
10個 | オリジナルボールペンorマスキングテープ |
15個 | やっとかめ文化祭デザインの七宝焼ピンバッチ |
20個 | 過去の記念品(手拭い、カップ&ソーサー、お猪口…etc)+特大判子 |
20個コンプリート景品は、昨年10周年企画で作られた手拭いの色違いを選びました。
本格的な能舞台を鑑賞しました。狂言「仏師」能「土蜘蛛」
昨年の「やっとかめ文化祭」で辻狂言を観て面白い!と感じた子ども。では今年は本格的に能楽鑑賞してみようということで【やっとかめ文化祭】の能楽プログラムに申し込みしました。実は私も能舞台を観るのは初めて。独特な話し方や言葉遣いの「能」もイヤホンガイドが借りられるとのことでひと安心です。初めて能楽にふれる方でも分かりやすい演目が用意されているそうなので楽しみにしていました。座席も何処がよいかチケットショップの方に相談しながら中央席を取りました(慣れた方だと斜め席から楽しまれる方もいらっしゃるとか)。
日時 | 2023年11月3日(金·祝) 14:00~16:00 |
場所 | 名古屋能楽堂 愛知県名古屋市中区三の丸一丁目1番1号 |
料金 | 一般 3,000円 / 学生 1,500円(全指定席) |
狂言 | 「仏師」 出演|シテ:松田髙義 アド:野村又三郎 後見:野村信朗 |
能 | 「土蜘蛛」 出演|シテ:梅若泰志 頼光:梅若紀長 胡蝶:梅若紀佳 ほか |
狂言「仏師」あらすじ 上演時間:20分程度 自宅に御堂を建てた田舎者は、中に安置する本尊を彫ってくれる仏師を求めて京の都へやってきます。都の賑やかさに大声を張り上げながら仏師を探す田舎者の元へ、都のすっぱ(詐欺師)が近づき自分こそ真の仏師、真仏師(まぶっし)であると偽ります。仏の種類・大きさ・値段を交渉して金を騙し取ろうと企てますが… |
コントのような滑稽さが子どもにも通じるのが狂言のいいところ。独特な言い回しですがストーリーも分かりやすくていいですね。出来上がった仏像を直してくれとあれこれと注文をつけ始める田舎者の
という声にドタバタするすっぱ(詐欺師)とのやり取りに可笑しみが生まれます。どんどん「仏師どの~」のテンポが早くなり…
手に汗握る攻防に笑い転げながら観ました。
能「土蜘蛛」あらすじ 上演時間 : 約1時間 病気で臥せる源頼光(みなもとのらいこう)のもとへ見知らぬ法師が現れ、「わが背子が来(く)べき宵なりささがにの蜘蛛のふるまひかねて知るしも」と古歌を口ずさみつつ千筋の糸を繰り出し襲ってきます。頼光が、枕元にあった源家相伝の名刀·膝丸(ひざまる)で一太刀浴びせると、蜘蛛は傷を負い退散。自分を守った名刀を「蜘蛛切(くもきり)」と名付け、独武者に命じて葛城山に隠れる土蜘蛛の精を退治させます。 |
…全く何を言っているかひとつも理解できない(笑)イヤホンガイドがなかったら早々に寝ていたかもしれません。それくらい鼓や笛の音が心地よく、ゆったりと謡うような発声でセリフが紡がれます。風雅な芸能なんですね。
「鬼退治」のような武勇談として仕立てられていますが、土蜘蛛が大和朝廷に征服された各地の土着の人々を示す言葉であったと聞けば話がひっくり返ります。「土蜘蛛」の哀愁が感じられる物語です。
パンフレットにも掲載されている通り、土蜘蛛の精が放つ蜘蛛の糸による華やかな演出が見どころ。舞台いっぱいに美しく広がる千筋の糸は圧巻でした。
「甲斐みのりさんと巡る名古屋の和菓子」は計18店舗訪れました
毎年楽しみに楽しみにしている【やっとかめ文化祭】の 和菓子巡り企画。今年のテーマは
ナビゲーター·甲斐みのりさんが訪れた和菓子屋さんをワクワクしながら訪れます。昨年は24店舗の参加でしたが、今年は26店舗。昨年行けなかった和菓子屋さんにはぜひ足を運ぼう!と日程·ルートを計画し、普段とは行く和菓子屋さんとは違う品々にテンションが高まっていきました。
また行きたい!と思える和菓子屋さんが多くて嬉しい日々でしたね。まだまだ食べたことのない和菓子がこんなにもあるのかと驚きもありました。
初めて行った、今後もご贔屓にしたい和菓子屋さんはこちら⏬
《京菓子処 梅屋光孝》
《孝和堂本店》
《御菓子司 もち観》
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