こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。
そろそろ着物を着たいなぁと思わぬではないですが、コロナ禍が予断を許さない状況となっています。着物でおでかけ~💓と楽しめる日々が来ることを心待ちにしております。
今回は着物とゆかりのある扇子をモチーフにした、《両口屋是清》さんの華やかな上生菓子をご紹介したいと思います。こちらの商品は限定店舗販売につき、ちょっと特別感を味わえる一品となっています。
『早春の雅』販売店舗
- 【中部】ジェイアール名古屋タカシマヤ・岐阜髙島屋
- 【関東】髙島屋日本橋店・髙島屋横浜店・玉川髙島屋S・C店 髙島屋柏店・髙島屋新宿店
- 【関西】髙島屋大阪店・髙島屋泉北店
『早春の雅』
『早春の雅』
- 1個540円
- 販売期間:2021年1月8日(土)~1月20日頃
- 賞味期限:2日
- 特定原材料等:小麦
- 栄養成分表示:148kcal
新春にふさわしく、金箔をあしらった鮮やかな扇を意匠とした一品です。こなし製とこし餡の5層に仕立てることで、華やかさを演出しています。
写真だと見づらいですが、間のこなしは御所染(ごしょぞめ)と若菜色の2色構成になっています。春の訪れを感じさせる色合いですね。
若菜色は、春先の山菜の色全体を指す爽やかな黄緑色のことです。「若菜」が「春の七草」の総称であることから、春の七草にちなんだ色とも云われています。
御所染は、寛永年間に東福門院(とうふくもんいん)の女院御所に仕える女官から広まりました。雅やかな由来のある色の名ですね。
東福門院は徳川家康の孫にあたる人物で、寛永文化形成に欠かせない存在だったそうです。「寛文小袖」は東福門院好みの小袖が元になったとも云われています。
今回ご紹介した和菓子店舗
《両口屋是清》八事店
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