【蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)】と秋の和菓子『染めはじめ』《和の菓さんのう》

二十四節気と和菓子

こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。

先日までの夏を惜しむような暑さにうってかわって、上着をあわてて用意するような朝夕の冷え込みになってきました。手袋も必要かもとホームで震えながら電車を待つ日々です。

10月18日からは七十二候【蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)】に入り、一雨ごとに秋の深まりが感じられるようになっていきます。紅や黄色に染まりつつある山路を堪能できる美しい季節の到来ですね。

今回は美しい秋景色をテーマにした和菓子をご紹介したいと思います。

『染めはじめ』きんとん製道明寺芯

『染めはじめ』《和の菓さんのう》

▪︎10月の季節の上生菓子セットより
▪︎賞味期限:製造日より2日間
▪︎特定原材料等:なし

生き生きと緑の葉を揺らしていた木々も秋風が吹く頃になると少しずつ彩りはじめ…あぁ、この木はこんなに美しい色を隠し持っていたんだなぁとハッとさせられます。そんな『染めはじめ』を意匠としたみごとな和菓子がこちら。

緑ベースのきんとんの上には薄紅、橙、鬱金色など色とりどりの繊細なきんとんがのっています。

刻一刻と彩りを変えていく秋の情景を切りとった情趣あふれる一品になります。それにしても「染めはじめ」という言葉の響きが雅やかですね。

ひとくちメモ

  • 柔らかなきんとん製で風味が素晴らしい。
  • 原材料に特別なものは入っていないのに爽やかな香りがする。不思議、すんごく美味しい✨
  • 中は道明寺。もちっとした食感できんとん餡との絡みもよい。

七十二候【蟋蟀在戸】とは

二十四節気【寒露】の七十二候

  • 初候【鴻雁来(こうがんきたる)】10月8日〜10月12日頃次候
  • 【菊花開(きくのはなひらく)】10月13日〜10月17日頃
  • 末候【(蟋蟀在戸きりぎりすとにあり)】10月18日〜10月22日頃

ここで言う「蟋蟀(きりぎりす)」とは、一般的なキリギリスではなくコオロギや鳴く虫全般を表しています。チリチリ、リーンリン、コロコロ…etc.秋の夜長に涼やかな音色を聞きながら読書するのも乙なものです。夜更かししがちになってしまうのが困りものですね。

《和の菓さんのう》10月の和菓子セット内容

左上から時計回りに

▪︎『焼き栗』栗きんとん
▪︎『山茶花』練りきり製小豆こし餡
▪︎『染めはじめ』きんとん製道明寺芯
▪︎『銀杏』胡麻入り羽二重餅製つぶ餡
▪︎『山路』浮島&小倉羊羮
▪︎『林檎』ういろう製林檎餡

今回ご紹介したフリーランス和菓子職人

《和の菓さんのう》

製造者フリーランス和菓子職人 三納寛之
住 所岐阜県瑞穂市野白新田337-1-102
電話番号090-3834-3444
定期販売
日·場所
◇ 名古屋三越星ヶ丘テラス The Kitchen2階  
毎月第2火曜日・第3日曜日 
◇ 岐阜県本巣市atelierフェリス 
毎月第4水曜日
インスタグラムで予約可

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