【十三夜】におすすめ和菓子『がんね栗衛門 三種』《がんね栗の里》

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こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。

本日10月15日は、十三夜(【後の月(のちのつき)】)ですね。旧暦9月13日の十三夜は【中秋の名月(十五夜)】に次いで美しい月がみられる日とされ、食べ頃を迎える栗や大豆をお供えすることから【栗名月】とも呼ばれています。十五夜と十三夜の月見はセットとして考えられており、片方の月しか見ない「片月見」は縁起が悪いものとしてされていたそうですよ。

今回は【栗名月】に準えておいしい栗きんとんを三種食べ比べてみました。どうぞお楽しみください。

『がんね栗衛門 三種』栗きんとん

『がんね栗衛門』《がんね栗の里》
▪︎販売価格:1箱(40g×3)3個入り 2,001円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より90日間
▪︎特定原材料等:なし
▪︎栄養成分表示:1箱(110g)あたり80.8kcal

「がんね栗」は果実が30g以上と和栗のなかで最大級の大きさ。その中でも特においしいと云われる河平(こうひら)産の「がんね栗」を贅沢に使って作られたのが『がんね栗衛門』です。「がんね栗」の深い甘味とまろやかな肉質を余すことなく活かすため、少量の砂糖だけを練り込み風味豊かな栗きんとんに仕上げてあります。食べ比べセットでは[グラニュー糖][ミネラルシュガー][和三盆]の3種類の砂糖を使用しています。

【がんね栗】の由来
源平合戦後、屋島で敗れた平家の落ち武者が宮島から山口県坂上村(現 岩国市美和町坂上地区)に逃れ、大字岸根(がんね)の白滝山に城を築き暮らすようになりました。 その一族の中に、接木の名手がおり、地元の坂上村と広島県栗谷村(現 大竹市)に在来種の栗に接木し、その方法を近くの農民に伝授したのが「がんね栗」のはじまりです。
□ 「筑波栗」
「岸根(がんね)」と「芳養玉(はやだま)」の交配種。日本で最も広く栽培されている品種
□ 「石鎚(いしづち)」
「岸根」と「笠原早生」の交配種

真空パックで個包装されているので切り分ける手間がないのも嬉しいですね。日持ちもするのでお手土産にもぴったりです。

原材料名栗[山口県岩国市産]、砂糖(グラニュー糖)、ミネラルシュガー、和三盆

今回は食べ比べするために3個とも開け、子どもと半分ずついただきました。断面はさほどの違いが感じられません。真ん中のPREMIUMがやや色濃いかなぁというぐらいでしょうか。困ったことに、それぞれの箱にはどの砂糖が使われているか明記されていないので食べてみるしかありません。

[KURIEMON]はスタンダードな味。こちらはクセがなく上品な甘さに仕上がっています。

甘さに奥行きを感じた[PREMIUM]。栗の風味と砂糖の甘さがお互いのよさを引き立て合う、贅沢な味わいです。

一番栗の風味を強く感じたのは[EXCELLENT]。一見、栗そのものを食べているような味わいですが、ふわりとやさしい甘さが包みこんでいる上質さが感じられます。私は[EXCELLENT ]が一番のお気に入りでした。

今回ご紹介した和菓子店舗

《がんね栗の里》本社併設直営店「GANNEGURI Lab.」

住 所 〒740-1231
山口県岩国市美和町生見1165−2
□ 県道2号線沿い「岩国市美和総合支所」から北へ約1.6km   
電話0827-97-0727
営業時間事務所:月~金 9:00~17:00
Lab. :月~金 10:00~15:00
休業日土日祝

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