食べ方いろいろ『どらやきの皮だけ』『どらボール』《花かんざし》

こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。

今回は、JR名古屋高島屋に出店されていた《花かんざし》さんを取り上げたいと思います。

かわいらしいポップとともに、目に入ったインパクトのある言葉。

『どらやきの皮だけ』

たしかに「どら焼き」って、皮だけたくさん食べたいなぁって思うことありません？中の餡は十分味わったから、皮だけたくさん食べたい、そんな感じ(ホットケーキとはまた違うんだよなぁ)。きっと、私みたいな嗜好の人がいっぱいいるんでしょう。

プレーン、岩塩、ほうじ茶、黒胡椒、抹茶…etc.色んな味の「皮だけ」のパッケージは、見てるだけでも気分を盛り上げてくれます。賞味期限が比較的長いのもありがたいですね。

小さな工房でひとつひとつ手焼きしているので店舗販売はなく、関西地方を中心に催事出店したり、オンラインショップで注文受け付けたりしているもよう。

「ほうじ茶」味が食べたかったので、プレーン・岩塩・ほうじ茶の3個セットを購入しました。オンラインショップだと「ほうじ茶」単品でも買えるのですが、催事販売なので3個セットの販売のみでした。せっかくだから食べ比べでもしましょうか。

それと気になった『どらボール』も購入。こちらは餡が主役のどら焼き。

「皮だけ」か、餡か、何を味わってもらいたいか、何が大事かが明確な形になっています。このユニークさに一目惚れしました。

『どらボール さくら』

31(サーティワン)のアイスクリームかのような球体の餡、どら焼きの皮との配分が全く合っていません。店員さんは「ラムレーズン」がおすすめだったようですが、桜の葉の塩気が好きなので「さくら」をチョイスしました。ほかにも、こしあん、しろあん、マロン、コーヒーと種類豊富です。

どぉお～んと、桜がかった淡い色の餡が迫力満点。上のどら焼きの皮が、ベレー帽みたいに見えてきました(笑)

餡がたっぷりのわりに甘さ控えめで、上品な桜葉の風味が楽しめる一品になっています。

3種類の『どらやきの皮だけ』を食べてみた

ふぞろいの小さな「どらやきの皮だけ」、小さくとも侮るなかれ。1袋食べてしまうと案外カロリーが高いのが分かります。あんこたっぷりの「どらボール」と、さほど変わらないのは驚きですね。

食べ方のポイント！

レンジよりも、トースターで焼いたサクサク・もちもちバージョンのほうが好みだったかなぁ。温めるとふんわりとした甘い香りが広がって、美味しさアップします(そのままだと、皮が固いしおいしくないです)。

「プレーン」はミニミニサイズの皮が入っていたので、乗せてみました。こうしてみると「岩塩」と「プレーン」は、見た目だと違いが分かりませんね。「岩塩」は食べると、おぉ✨と思うほどの塩気あって、疲れた身体に沁みるおいしさです。でも一番は「ほうじ茶」。香ばしさが堪りませんねー。

アレンジして「岩塩」&「ほうじ茶」にアカシア蜂蜜入りの黒蜜をかけてみました。

さらりとしたアカシア蜂蜜は「岩塩」によく合いましたよ。子どもは「ほうじ茶」にプラスした方が気に入ったようですが、私はそのままの香ばしい「ほうじ茶」の方が好みですねー。

今回ご紹介した和菓子工房

《花かんざし》

出店情報などはこちらから↓