餅菓子なら《一朶》に行こう!【やっとかめ文化祭 2023 和菓子企画】

おすすめ和菓子屋さん

こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。

【やっとかめ文化祭2023 和菓子企画】でさまざまな和菓子屋さんを巡っています。普段行かないお店も知れるので足どりも軽いですね。今回降り立ったのは、名鉄常滑線「道徳」駅。熱田神宮から車で5~10分、ところどころにレトロな建築物が残っている街並みです。

【やっとかめ文化祭】とは
毎年10月下旬から11月上旬にかけて、名古屋のまちを舞台に伝統芸能の公演、歴史や文に出会う寺子屋・まち歩きなど、多彩なプログラムを開催する文化の祭典のこと。今年の【和菓子巡り企画】のテーマは「和菓子の原点に還って、名古屋の素朴な和菓子」。ナビゲーターは文筆家の甲斐みのりさんです。

訪れたのは《一朶》さん。住宅街の路地裏のような場所に店舗入口があるので、本当にここでいいの!?と戸惑いが隠せません。この日は珍しく空いていたようで、前に並んでいた地元の方が「いつもは表(道路側)まで列が出来ているんですよ」と教えてくださいました。小さなお店なので1組ずつしか中に入れないんですね。

お店の中に入るとたくさんの御菓子が並んでいました。

本来、【やっとかめ文化祭 和菓子企画】で紹介されているのは『豆餅』なのですが、どれもこれも美味しそう…フルーツ大福や栗を使った和菓子に目がいきます。

【やっとかめ文化祭 和菓子企画】おすすめ和菓子エントリーNo.2『豆餅』

一朶のお菓子づくりの考え方、そのまま表現されていますね。素朴でシンプルだけど、味わい深い。豆の存在感がしっかりあって食べ応えがあります。

甲斐みのりさんのコメント

お店の方がどの和菓子でもいいですよと仰るので、お言葉に甘えて『栗豆餅』と『亥の子餅』を購入しました。

『栗豆餅』赤えんどう豆入り練り餅製 小豆つぶ餡

『栗豆餅』《一朶》
·販売価格:1個281円(税込)
·賞味期限:製造日より2日間
·特定原材料等:やまいも               

ベースはお店自慢の『豆餅』。コリコリッとした赤えんどう豆の食感と塩気がいいアクセントになった代物です。『栗豆餅』はそこに栗の甘露煮が合わさり季節の味わいがプラスされた贅沢な一品。やわらかな練り餅に押された栗の焼き印が何とも愛らしいではありませんか。

栗のほっくり感や赤えんどう豆の風味を活かすため、餡は控えめな甘さに仕上がっています。

『亥の子餅』黒糖入り羽二重餅製 柿·栗·金ごま入り小豆こし餡

『亥の子餅』《一朶》
·販売価格:1個270円(税込)
·賞味期限:製造日より2日間
·特定原材料等:卵、ごま               

やわらかな羽二重餅に柿、栗、金ごまが入った贅沢な『亥の子餅』。餅皮は薄めで中にぎっしり餡が詰まっているのにあっさりと食べられるのは黒糖の独特な風味と金ごまの香ばしさのおかげ。柿や栗が大きめで食べ応えがあって嬉しいですね。11月に入って色んな和菓子屋の『亥の子餅』をいただきましたが《一朶》さんのが意外性ナンバーワンでしたね。シンプルな意匠ながらもこだわりがつまった一品です。

【亥の子餅】の由来
「亥」は陰陽五行説では水性に当たり火災を逃れるという信仰もあることから、茶の湯の世界ではこの日を【炉開きの日】としています。
また古来より、亥の月(旧暦10月)の最初の亥の日・亥の刻(午後10時頃)に、無病息災を願って『亥の子餅』を食べる風習があります。

今年の【亥の子の日】は一般的には11月1日ですが、旧暦の最初の亥の月亥の日を新暦に振り替え11月13日(月)とする考え方もあります。和菓子屋さんによってはこちらの捉え方をして、11月13日に合わせて『亥の子餅』を用意されるお店もあるようです。

今回ご紹介した和菓子店舗

《一朶》

住 所 〒457-0841
愛知県名古屋市南区豊田1-28-5
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·名鉄常滑線「道徳」駅より 徒歩10分   
電話
Fax
052-618-8555
052-618-9974
営業時間10:00開店〜売り切れ次第
休業日月曜日·火曜日

フルーツ大福や『草餅』を食べた時の記事はこちらをご覧ください。

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