こんにちは、きりこです。
ゴールデンウィークは快晴で、行楽日和でしたね。みなさんはお出かけされましたか?
わが家は久しぶりに日本100名城巡りを復活し、高岡城址~七尾城址~能登巡りを決行しました。城巡りについては追々お話しするとして、今回は七尾城址のあと訪れた魅力ある能登のスポットについてご案内したいと思います。
その①「ヤセの断崖」~【ゼロの焦点】ラストシーン
高さ35mにも及ぶ断崖絶壁は迫力満点!身がすくむ(ヤセる)思いをすることから「ヤセ」の名称がついたとの説があるのも頷けます。高所恐怖症の夫は、早々に立ち去りました。とてもじゃないけど【ゼロの焦点】ごっこは出来そうにないパートナーです(笑)
確かに、この海に身を投じたら助かりませんねー。
さらにアップで岩肌を撮影。削られた断面が海の荒々しさを物語っていますね。
その②歴史は面白き「義経の舟隠し」
「ヤセの断崖」から300m行った先にある「義経の舟隠し」。文治2年、兄・源頼朝からの厳しい追手から逃れる義経と弁慶が、入り江に48隻の舟を隠したとの言い伝えがある岩場です。
48隻!?
…そんなに隠れられるものだろうか。上からマジマジと眺めてみましたが判断つかず。波もありますし、相当必死だったのでしょうか…「48」はインパクトある数字ですね。
その③自然の偉大さを感じる「トトロ岩」
「義経の舟隠し」よりクルマで数分、前方にでっかい岩が見えてきました。通称「トトロ岩」、正式名称は「剱地権現岩(つるぎじごんげんいわ)といいます。ナビでは「トトロ岩」と入力しても出てこないためご用心。
遠目では片方しかないように見えていた目玉も、近づいてみるとしっかりあることが確認できます。右目が薄汚れているので、岩肌と同化してしまっていますね。よく見ると、トトロの右耳にちょうど鳥が止まっていて、ほっこりしました。
「剱地権現岩」はトトロの形を模倣して造られた訳でなく、自然の力でトトロが出来上がったのです。妙味ありますねー。
その④日本の原風景「白米千枚田」
世界農業遺産に登録された【能登の里山里海】を代表する景観「白米千枚田(しろよねせんまいだ)」。日本海に面し、自然の形状を活かした大小さまざまな田が幾重にも連なります。その数なんと、1,004枚にもなるというから驚きです。
雪積もる冬や青田の夏、秋の黄金に輝く稲穂の景観も素晴らしいでしょう、きっと。風薫る5月、まだ何もない状態だからこそ、急斜面に並ぶ複雑な形をしている棚田がよくみてとれ圧倒されました。「日本農業の聖地」と云われるのも納得です。
10月中旬から3月中旬にかけてはイルミネーションイベント【あぜのきらめき】が行われ、幻想的な雰囲気を醸し出している棚田が見られるようですよ。
併設された道の駅「千枚田ポケットパーク」では、能登の特産品の購入も出来ました。
旅行中、和菓子に餓えていたので購入したのは御菓子ばかり。
一緒に写っている『輪島プリン~千枚田のお米』は能登(輪島)朝市で購入したものですが、「千枚田」繋がりで載せてみました。
その⑤能登半島最先端「禄剛埼灯台(ろっこうさきとうだい)」
「白米千枚田」に落ちる夕陽を眺めたかったのですが、夫がどうしても行きたいと言うので向かった先が「禄剛埼灯台」。1998年に「日本の灯台50選」に選ばれた灯台になります。
散々歩いた一日の締めくくりに徒歩8分はちとキツイ(しかも、急な坂…)。
道々に咲き誇る季節感が謎な花々を眺めながら、灯台へと歩を進めます。
沈む夕陽を撮影してみましたが、目に焼き付けた景色のほうが壮麗ですね。何とも言い難い空の色も夕陽も、写真ではうまく切り撮れそうにない…
「海に沈む夕陽」も「海から昇る朝日」も同じ場所から見られることで有名なんだそうです。
夫は夕陽に間に合って大満足の様子で、子どもと一緒に「能登半島最先端」の前で前倣えのポーズをして写真に収まりました。
ほんとは灯台にかかる夕陽を撮るべきだったのでは?と思いましたが、後の祭りですね。
おまけ💓『輪島プリン~千枚田のお米』を食べてみた
『輪島プリン~千枚田のお米』《柚餅子総本家 中浦屋》
- 1個486円
- 賞味期限:4日
- 特定原材料等:乳
- 栄養成分表示:186kcal
『輪島プリン』は、老舗《柚餅子総本家 中浦屋》さんの洋菓子ブランド「パティスリー la rêves(ラ・レーヴ)」から誕生しました。
しっとりとした舌触り、良質な米の甘みが味わえる一品です。プリンに黒蜜をかけてしまうのがもったいないと感じる白さですね。
番外編 『輪島プリン~千枚田のお米』を購入した輪島(能登)朝市の様子については、こちらの記事をどうぞ。
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