こんにちは、きりこです。
【甲府城・武田神社】への日本100名城の旅に出かける際、山梨県の名所って何処だろうと調べて出てきたのが《昇仙峡》でした。
参考:子どもと行く日本100名城の旅⑥武田信玄公生誕500年『武田氏館』
見事な滝の風景に心惹かれて向かったものの…しばらくぶりの山登りに身体が悲鳴を上げたのでした。それでも渓谷は美しかった!ということで、おすすめスポットを紹介していきますね。
『覚円峰(かくえんほう)』
日本一の渓谷美として名高い《昇仙峡》の主峰『覚円峰』、写真に収まりきれない程の雄大さです。その昔、澤庵禅師の弟子僧侶「覚円」が頂上で座禅を組んで修行したという言い伝えが由来と云われています。花崗岩が風化水食を受けて出来た『覚円峰』は、急峻で直立約180mもあるそうです。
夏でも圧倒される風景ですが、秋の紅葉や雪景色はこの上なく絶景だそうで…確かにパンフレットで見た雪景色の「覚円峰」は荘厳な雰囲気を纏っていて、実際この目で見たら息をのむほどの情景であることは想像に難くありません。また、季節を変えて訪れてみたいものです。
『石門』
ごつごつした花崗岩に囲まれたトンネルは、ちょっぴりスリリング。この形は天然でアーチになっているだけで、よく崩れないものだと感心するやら…夫は、恐竜の口に見立てて食べられそうなポーズで記念撮影していました(笑)
美しい川の流れを見ながら、のんびりと遊歩道を進みます。
『仙娥滝(せんがたき)』
花崗岩の岩肌を削りながら流れ落ちるさまは、ここまで歩いてきた人へのご褒美!滝の音色、水しぶきに清廉な心持ちになること間違いなしでしょう。
《昇仙峡》は、平成の日本名水百選にもランクインしています。道中、蛍を見かけることも出来ました。
『水晶街道』~遊ぶ、食べる、願掛けも
《昇仙峡》は、水晶の秘境としても知られています。『仙娥滝』を抜けると数々の水晶がお出迎えしてくれますよ。
「八珠の願い」
ガチャガチャで購入した宝石を、七福神の前の皿に向かって投げ入れ願掛けするスポット。
「昇玉堂」
巨大な水晶のご神体が祀られている御堂。商売繁盛・金運上昇の「金の鈴 仕事結び」と、無病息災や健康祈願の「銀の鈴 健康結び」の2種類の願掛け方法があります。
「クリスタルファウンテン」
噴水の中に入って一周、絶好の撮影スポットです。ハートのモチーフと後方の景色は素敵なのですが、どうしても水の色が綺麗に撮れなくて残念!
「三猿」ベンチ
「見ザル」「聞かザル」ときたら、真ん中に座って「言わザル」ポーズで撮影したくなるのが性(さが)ってものでしょう。
「昇仙峡開拓の祖 長田円右エ門の碑」
山梨名物を食べよう
カフェや食事処も豊富で、山梨名物「ほうとう」や名水を使った蕎麦も食べられます。今回は《そば・甘味処みつや》さんで、とろろ蕎麦や「甲州鳥もつ煮」をいただきました。全国B級グルメとしても有名な「甲州鳥もつ煮」を《昇仙峡》で食べられるのは、甲府市認定店の《みつや》だけ!夫は暑いので「ほうとう」は嫌だと言い、名物「甲州鳥もつ煮」には期待を寄せていたようですが…まぁ、普通かな?鳥が美味しい県(名古屋コーチン、三河鳥)に住んでいますし、ね。
ロープウェイに乗っていよいよ山頂へ
「ふくちゃんコース」「ゆめちゃんコース」の二手に分かれています。まずは、御神木にご挨拶をしてから「ゆめちゃんコース」へ進むことにしました。
「ゆめちゃんコース」は、八雲神社を参拝したり開運スポットを巡ったりする散策コースです。
落ちそうで落ちない不思議な岩に肖って合格祈願する「合格岩」、「龍の松」を見ながら福仙人の杖で鐘を一回だけ叩く「福を呼ぶ鐘」など、子どもも喜びそうなスポットがそこかしこにあります。
「ゆめちゃんコース」でも十分、景色が楽しめます。上手くすると富士山が拝めるようですが、この日は残念ながら見られず。
さぁ、ロープウェイ口に戻っていよいよ「ふくちゃんコース」へ。まぁ、20分程度の山登りなら大丈夫でしょうと高を括っていたのですが…日頃の運動不足がたたって、いやはやグッタリでしたよー。
最初のうちは、比較的歩きやすい道
それがどんどん険しい道(?)となり
最後には岩肌をよじ登る状態へと
上から見ると、こんな感じ。降りる時はロープ必須!こ、こわっ
頑張って登って良かった✨と思える絶景
駆け出す子ども、見守る父
戻り道では、キノコやヤモリを発見する余裕も出てきました。
ロープウェイを降りると、黄金の鯉がお出迎えしてくれます。
人慣れし過ぎて、何も持ってなくても寄ってくる鯉たちに、子どものテンションも上がりました。
《昇仙峡》アクセス情報
おまけ🍷おすすめワイン『マスカット・ベリーA』
水の美味しい地域なので、お酒もうまい!ちなみに『マスカット・ベリーA』は、赤ワインです。マスカットという言葉で、勝手に「白」だと思い込んで首を捻ってしまいましたよ。
コメント