こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。
【やっとかめ文化祭】でも名古屋周辺のおすすめ和菓子屋さん24店舗がご紹介されていましたが、愛知県は「尾張徳川家」のお膝元とあって美味しい和菓子屋がたくさんありますね。
「元気がでる名古屋の和菓子」のナビゲーターは甲斐みのりさん。 【甲斐みのり】さんプロフィール 文筆家。お菓子、旅行、散歩、雑貨、建築、かわいいもの、乙女なもの、などをテーマに自身の著作や雑誌などで執筆活動を続ける。 雑貨の企画・イベントをおこなうLoule主宰。 |
日本三大和菓子処(京都・金沢・松江)に行かずとも美味しい和菓子に出会えるのは喜ばしいことですねー。今回、初めて知った和菓子屋さんは豊田市に店舗を構える《御菓子所 まつ月》。秋を彩る3種類の上生菓子を「秋参色」と名付けて販売されていました。大変おいしかったのでご紹介したいと思います。
「秋参色」セット内容
秋の風物詩、イチョウ舞う景色を描いた手ぬぐいに3種の上生菓子を合わせてみました。いかがでしょうか。
●「秋参色」セット内容
▪︎販売価格:1箱3個入り 1,620円
▪︎賞味期限:製造日より2日間
左から順に
◇『焼栗』栗きんとん
◇『銀杏餅』道明寺製こし餡
◇『公孫樹』焼き皮製こし餡
色合いも製法も違う3種類の上生菓子、どれもこれもおいしそうですね。特に、銀杏が1粒まるごと入っているという『銀杏餅』は気になるところ。さぁ~て、どれから食べようか。
『焼栗』栗きんとん
まずは味の想像がつきやすい『焼栗』を取り出してみました。とにかく、ぶ、ぶあつい。こんなにも厚みがある栗きんとんを、かつて見たことがあっただろうか…実際測ってみると横5㎝×縦4㎝×厚み3㎝と、なかなかの大きさ。食べる楽しみがわきますね。
栗のなかでも貴重な国産利平栗のみを使用した、ご自慢の栗きんとん。餡は一切使わず、砂糖&栗のシンプルなつくりなので、ほっくりとした栗の甘みを存分に味わえる仕上がりになっています。焼き目が入ることによって香ばしさも加わり、秋の味覚を五感で堪能できる一品になっています。
『公孫樹』焼き皮製こし餡
『公孫樹(こうそんじゅ)』とはイチョウの別名です。緑が残る銀杏黄葉のさまをかたどった美しい色合いの一品。焼き皮製の生地には桑名産のもち小麦を用いているので、もっちりとした食感が味わえます。中のこし餡もさらりとして、焼き皮との相性もバッチリです。
別の角度からもパシャリ✨
『銀杏餅』道明寺製こし餡
まるいフォルムが愛らしい『銀杏餅』。道明寺餅にまぶされた氷餅から透けてみえるのは銀杏の実です。光の加減で白っぽく見えていますが、本来は美しい薄紅色をしています。色が変わりゆく秋の風情を写し取ったものなのでしょう。
「氷餅」とは 餅を水に浸して凍らせたものを寒風に晒して乾燥させたもの。細かく砕いて上生菓子のトッピングに使うと、キラキラした質感を醸し出せる。 |
ぱかんと割ると中から銀杏の実がお目見え。
中の餡は二層になっていて、道明寺といい塩梅に絡み合って上品な甘さに仕上がっています。ころっとした舌触りの銀杏もアクセントになっていて、香りの良さとともに味わいをアップさせるのに一役かっています。
今回ご紹介した和菓子店舗
《御菓子所 まつ月》本店
住所 | 〒 441-2524 愛知県豊田市黒田町尾知59番地5 |
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電話 | 0565-82-2050 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
休業日 | 水曜日 ※定休日·営業時間は変更になる場合がございます。 |
《御菓子所 まつ月》田辺通店
住所 | 〒 467-0027 愛知県名古屋市瑞穂区田辺通2丁目25 1F |
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電話 | 052-715-8681 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
休業日 | 水曜日 |
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