めでたい和菓子をどうぞ『鯛すがた おやき』《御菓子司 赤坂青野》

おすすめ和菓子屋さん

こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。

今回ご紹介するのは、かのスティーブ・ジョブズも愛した120年続く老舗和菓子屋の《赤坂青野》さん。5代目店主・青野啓樹さんは、2020年テレビドラマ【私たちはどうかしている】で制作・監修(和菓子)も務められています。スティーブ・ジョブズがどんな和菓子をお気に召していたのかはあずかり知らぬところですが、いつかは訪れてみたいと思っていた名店の和菓子に今回出会えたのは僥倖ですね。

《赤坂青野》の暖簾、「野」の字体が印象的で覚えていたので、【ジャにのチャンネル】で一瞬チラッと映ったくらいで《赤坂青野》だ✨と気付いたほど。

初詣の帰り道、「和菓子食べたいです」とふらりと立ち寄れるなんて羨ましいかぎりです。(※お店の様子は全く撮影されていません。暖簾もほんの一瞬)。

実際お店に行けるのはまだまだ先のこと。ひとまず、今回手に入れた「おめで鯛」和菓子をいただくことにいたしましょう。

『鯛すがた おやき』

『鯛すがた おやき』《御菓子司 赤坂青野》

▪︎販売価格:1個285円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より20日間
▪︎特定原材料等:小麦粉、卵
▪︎栄養成分表示:1個(45g)あたり122kcal

鯛の姿にぷっくりと焼き上げられた薄皮の生地には、黒糖が練り込まれています。ほんのり香る黒糖の上品な甘さがいい塩梅ですね。やや固めの生地に合わせてか、中の餡も水分少なめに仕上がっています。「たい焼き」感覚で召し上がると、あれっ、固い!?と驚かれるかもしれませんね。

中の餡の様子が分かりやすいように、二つに割ってみました。独特な風味の黒糖生地に馴染む《赤坂青野》ご自慢の餡が、あたまの先から尾っぽまで入っているのが見えますでしょうか。

赤みを帯びた黒糖生地と小豆の赤が、めでたい雰囲気を醸し出していますね。

鯛の姿が崩れにくくしっかりとしているので、お祝いの席にもぴったり!「小豆」や「赤」は古来より邪気を払うと云われていますので、慶事には重宝がられると思います。個包装なのも嬉しいですね。

今回ご紹介した和菓子店舗

《御菓子司 赤坂青野》本店

住所〒107-0052 東京都港区赤坂7-11-9
東京メトロ千代田線 「赤坂」駅7番出口 徒歩8分 
東京メトロ千代田線 「乃木坂」駅1番出口 徒歩8分 
電話
FAX
03-3585-0002
03-3589-0050
営業時間(月~金)9:00~18:00 (土)9:00~17:00
休業日日曜日·祝日

おまけ💓美しい和菓子×ミステリーの【私たちはどうかしている】のあらすじ

タイミング悪くテレビドラマを見ることは出来なかったのですが、和菓子に特に関心のない友人が

ドラマのストーリーも面白かったけど、和菓子にもスポットがしっかり当たっていて楽しめたよ。毎回出てくる和菓子が素敵だった。

と絶賛していたので、気になっている作品なんです。Blu-ray購入しようか迷い中。

七桜は幼いころ、母が住み込みで働いていた老舗和菓子屋・光月庵で椿と出会う。しかしある事件が起き、殺人の容疑をかけられた七桜の母は逮捕され、七桜も追い出されてしまう。15年がたち、失意の七桜の前に現れた椿。二人は和菓子の腕を競って対決することに。七桜の人生を狂わせた椿。その憎い椿は、あろうことか七桜に自分との結婚を持ちかける。七桜をかつて幼なじみとだは気づいていない椿。思いもよらない言葉に七桜は!?

講談社コミックプラス「私たちはどうかしている」より

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