【夏越の祓(なごしのはらえ)】限定和菓子『水無月』《たねや》

和菓子

こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。

今年の梅雨はたった13日間(6月14日~6月27日)と、異例の短さでしたね。連日、猛暑日で身体がまいってしまいそうです。小学校でも熱中症対策で、ランドセルではなくリュック登校が可となるほど。大人のみなさんも無理はなさらず、早めに身体を休めて滋養強壮に努めましょうね。

さて、本日6月30日は【夏越の祓(なごしのはらえ)】。半年分の厄落としとともに、病にかからぬようにとの願いを込めて『水無月』をいただきたいと思います。

【夏越の祓(なごしのはらえ)】とは

古来より1年を2つに分け、6月と12月の晦日に心身の穢れを祓い清める【大祓】の神事を行ってきました。【大祓】は、大宝元年(701年)に発令された「大宝律令」により、正式な宮中行事として定められたという史実が残っています。

12月の晦日の「年越しの祓」に対し、6月の晦日を「夏越の祓」といいます。

『水無月』

『水無月』《たねや》

  • 1箱2個入り 756円(税込)
  • 内容量:(箱サイズ)11cm×11cm 275g
  • 販売期間:6月29日・30日の2日間限定
  • 賞味期限:2日
  • 特定原材料等:なし
  • 栄養成分表示:1個(137.5g)あたり 285kcal

京都では【夏越の祓】に、氷に見立てた『みなづき』を食べて厄落としをする習わしがあります。なので、東海地方ではあまり知られていないのかもしれませんね。今日『水無月』を買いに行ったら年配の男性が

この三角の和菓子は新作ですか?

とお尋ねになっていました。

『水無月』は、土台の三角形の外郎生地で氷を表し、上に散らした小豆で魔除けと氷の上に被さった土を表した謂れがある和菓子です。

ただ、こんなに大きい『水無月』を見たのは初めて!

この大きさだと普通は4切れ分なのですが、ドドーンと2切れ。サイズを測ってみたら、底辺14.5cm×高さ8cmもありました。氷を切り出した臨場感あふれる一品ですね。上に乗っている小豆の粒も心なしか大きいような…(盛りつけている際に、ひと粒ポロッとこぼれてしまったのはご愛嬌。)

これだけ大きいと、ひと切れ食べただけでお腹が満たされます。やさしい甘さの外郎生地のもちもち感もいいですね✨

店員さんは、少し冷やして食べるのもおすすめだと仰ってました。米粉が使われているので、あくまでほんの少しですよ。固くなっちゃいますから。でも、ひんやりすると、より氷っぽい風情が出て良さそうですね。

今回ご紹介した和菓子店舗

《近江八幡日牟禮八幡ヴィレッジ》【たねや(和菓子)】&【クラブハリエ(洋菓子)】

  • 定休日:年中無休
  • 和・洋菓子販売/9:30 ~ 17:00カフェ・茶屋/10:00 ~ 17:00(ラストオーダー16:30)

《たねや》JR名古屋高島屋店

  • 住所:愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4ジェイアール名古屋タカシマヤ B1F 和菓子売場
  • 電話番号:052-566-8547 ※定休日は百貨店休業日に準ずる

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