こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。
3月3日は雛祭り、五節句のひとつ【上巳の節句】ですね。古来、奇数は縁起の良い陽数、偶数は縁起の悪い陰数と考え、その奇数が連なる日をお祝いしたのが五節句の始まりです。縁起がよい反面悪いことにも転じやすいという考えから、お祝いとともに厄祓いもする習わしがあります。
1月7日 | 人日(じんじつ)の節句 【七草の節句】 |
3月3日 | 上巳(じょうみ)の節句 【桃の節句】 |
5月5日 | 端午の節句 【菖蒲の節句】 |
7月7日 | 七夕の節句 【笹竹の節句】 |
9月9日 | 重陽(ちょうよう)の節句 【菊の節句】 |
【上巳の節句】の和菓子として有名なのは『引千切(ひちぎり)』ですね。元々、京都の雛祭りで食べる風習の和菓子ですが、こちらでも昨今お見かけするようになって嬉しいものです。
「引千切」の由来 元々、宮中で人手が足りない時に餅を丸める手間を惜しんで引きちぎったのが始まり。なので、餅の一ヶ所ピヨーンと伸びた格好になっているのが特徴の和菓子です。 |

《御菓子所 芳光》 | 練りきり製つぶ餡 伊勢芋入り |
《京菓子司 亀広良》 | 京こなしきんとん製 備中白小豆つぶ餡 |
《川口屋》 | よもぎ入り餡&練り薯蕷きんとん製道明寺芯 |
《川口屋》さん(写真右)のはきんとんの華やかさと蓬の清々しさが大好きで毎年いただいております。今年は『引千切』以外にも楽しいひな祭り和菓子を購入いたしましたのでご紹介したいと思います。
ひな祭り和菓子『桃がさね』

『桃がさね』《菓匠 清閑院》 ▪︎販売価格:1個237円(税込) ▪︎販売期間:2月中旬~4月上旬 ▪︎賞味期限:製造日より30日間 ▪︎特定原材料等:小麦・卵・もも ▪︎栄養成分表示:1個(39g)あたり97kcal
蜜漬けした桃の果肉をちりばめ、しっとり蒸し上げた三層の浮島製からなる『桃がさね』。三色はひな祭りならではの「菱餅」を模した色合わせになっています。
菱餅の三色 | 意味 |
桃 | 不老長寿、魔除け、先祖を尊ぶ |
白 | 清浄、健康、残雪 |
緑 | 穢れをはらう |
本来なら「白」であるところ桃を入れたことで赤みを帯び、密陀僧(みつだそう)色へと変化しているところに雅趣を感じますね。ところで、なぜ「桃」が不老長寿のモチーフ?と思われる方もいらっしゃるでしょう。これは、西王母(古来中国の女仙)が天上から降りたとき漢の武帝が長寿を願い、西王母が武帝に3000年に一度だけ実るという伝説上の「仙桃」を授けたことに由来しているからなのです。

原材料名 | 砂糖(国内製造)、卵、いんげん豆、小麦粉、水飴、白桃砂糖漬け(白桃シラップ漬け、砂糖、水飴、洋酒)、上新粉/グリシン、トレハロース、ph調整剤、香料、酸味料、着色料 |
ふんわりと蒸し上がった浮島は、まるでビロードのような食感。柔らかな桃の香に癒され至福のひとときを過ごしました。
今回ご紹介した和菓子店舗
《菓匠 清閑院》名鉄名古屋店
住 所 | 〒489-0867 愛知県名古屋市中村区名駅1-2-1 地下1階 和菓子売場 |
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電話 | 052-585-2184 |
営業時間 | 百貨店の営業時間に準じます |
休業日 | 百貨店の定休日に準じます |
《菓匠 清閑院》京都本店
住 所 | 〒606-8437 京都府京都市左京区南禅寺草川町41-12 □ 京都市営地下鉄東西線「蹴上駅」2番出口から約徒歩7分 駐車場2台あり |
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電 話 | 075-741-6634 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
定休日 | 不定休 |
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