雨の日を楽しもう『ケロトッツォ ラムレーズン&くるみ』と季節の「ひとくち生ういろう」《青柳総本家》

こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。

久しぶりに子どもと一緒に《青柳総本家》さんに訪れました。おめあては季節の「ひとくち生ういろう」だったのですが、子どもに食べたいものを聞いたところ

和菓子屋で食べたいもの、「かえる」…(笑)他所で聞いたら些かシュールな発言を繰り出していましたね。ということで、初めて「ケロトッツォ」を購入してみました。季節の「ひとくち生ういろう」とともにお楽しみください。

『ケロトッツォ ラムレーズン&くるみ』

カエルを型どった焼き菓子に生クリームと思いきや、薄皮生地にはこしあんがたっぷり！ベースは、看板商品の『カエルまんじゅう』なんですね。小倉トースト然り、和×洋の組み合わせは受け入れられやすい土地柄なのでしょう。伝統を重んじながらも新感覚の御菓子を楽しめる軽やかさって大事！

いつも「ひとくち生ういろう」ばかり買って、なかなか『ケロトッツォ』を食べる機会がなかったので子どもに感謝ですね。【やっとかめ文化祭】で初めて存在を知ったときには謎の呪文(笑)だと思ってた『ケロトッツォ』をようやく食べることが出来ました。

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2021.11.13

『ケロトッツォ ラムレーズン&くるみ』は、ラム酒漬けにしたレーズン、くるみが入り交じった生クリーム&クリームチーズクリームと、こし餡のハーモニーが堪能できる一品です。くるみの香ばしさ、食感がアクセントになってていいですねー✨餡&クリームで濃厚な甘さになりそうなものの、クリームチーズの酸味とコクがいい塩梅で、爽やかな甘さに仕上がっています。

※本品はアルコール分約0.3％を含んでいます。お子さんが召し上がる場合はご注意ください。ちなみにうちの子どもの場合、ラムレーズンを抜いて食べました。

『ひとくち生ういろう葛製 青梅』

【仲夏(芒種から小暑の前日まで)】の季語でもある「青梅」。梅はクエン酸を含めミネラル豊富な食材ですので、食欲不振になりやすい梅雨の時期には積極的に取りたいものですね。

和菓子も暑くなるとあっさりとしたものが好まれます。『ひとくち生ういろう くず製青梅』は、青梅の果肉の食感や爽やかな香りが魅力の一品。鼻孔をくすぐる芳香が食欲をそそりますねー✨二層式のういろうは、薄柳色と薄紅。まるで、青梅から熟した梅の実になるさまを表現したかのような意匠ですね。

『ひとくち生ういろう紫陽花』

ココナッツミルクを練り込んだういろう生地に薄花色で花びらを、葉を型どった緑色で『紫陽花』を表現した一品です。花びらを型どった薄花色の部分も、ういろう製なんですよ。

ココナッツミルクの爽やかな甘さに、ういろう製のもちもち感が梅雨の憂鬱感を吹っ飛ばしてくれそうな予感！キラキラ光る銀色のアラザンが、雨に濡れ煌めく紫陽花を演出していますね。

花びらが紫色と薄花色の2パターンありましたが、薄花色が珍しくてこちらを選びました。風情があっていいですね。

今回ご紹介した和菓子店舗