おすすめ和菓子『京炙りもち やすらい』《七條甘春堂》

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こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。

お正月が近づくと食べたくなるのがふっくらと焼けたお餅。京都の洛北にある「今宮神社」では厄除けの門前菓子「あぶり餅」が有名ですね。今宮神社の参道には向かいあわせに《一和》さんと《かざりや》さんが暖簾を掲げていて、火鉢で炙って少し焦げ目がついた香ばしい「あぶり餅」を販売されています。出来立てをいただくのが一番おいしい食べ方ですが、今回は日持ちのする「あぶり餅」を見つけたのでご紹介したいと思います。どうぞお楽しみください。

【あぶり餅の歴史】
正暦5年(994)、疫病や災厄が流行した際に一条天皇が紫野御霊会を営み悪疫退散したのが「今宮神社」の始まりと云われています。その際に献上された「神餅」は神霊を宿すと考えられ、その神聖な餅を炙り無病息災などを祈願して食したのが「あぶり餅」の由来。今では今宮神社の門前菓子として参拝客に長く愛されています。

『京炙りもち やすらい』きなこ餅菓子(白味噌たれ付)

『京炙りもち やすらい』《京菓匠 七條甘春堂》
▪︎販売価格:1箱8個入り 864円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より10日間
▪︎特定原材料等:小麦粉・大豆
▪︎栄養成分表示:100gあたり 260kcal

箱を開けると、小ぶりなお餅がひとつずつ竹串に刺さっている餅串が8本お目見えしました。これが何とも可愛らしいのです。たっぷりと特製の京白味噌だれがついているのも嬉しいかぎりですね。

厳選した近江米を使用した餅は上質でほの甘く、さらにきな粉をまぶして香ばしく炙り仕上げてあります。餅の香ばしさ、白味噌たれの上品な甘さと風味が癖になるおいしさ。京に伝わる昔ながらの素朴な味わいを今に残す逸品といえるでしょう。

原材料名【餅】餅米(国産米)、砂糖(国内製造)、小麦粉、きな粉/トレハロース
【味噌】砂糖(国内製造)、白味噌、葛/増粘多糖類

まずは味見と言わんばかりに、別添の白味噌だれを付けずにいただきます。口に入れた瞬間に炙りきな粉の香ばしさが広がり、これだけでも十分おいしい💕しっかりと弾力があって小さいながらも食べ応えがあります。

次に特製の京白味噌だれをつけてみましょう。とろんとした白味噌だれの甘さときな粉とが絡み合って、これまた絶品。8本もあると食べ方いろいろで楽しいものですね。

今回ご紹介した和菓子店舗

《京菓匠 七條甘春堂》

住 所  京都市東山区七条通本町東入西の門町551番地

七条駅から281m
・京阪電車京阪本線「七条駅」から徒歩4分
・JR京都駅より市バス100・206・208系統乗車約10分、バス停「博物館三十三間堂前」下車徒歩2分
電話番号075-541-3771
営業時間9:00~17:30 
休業日1月1日(臨時休業の場合あり)

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