こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。
京都寺町の一画にのれんを掲げる《京御菓子司 亀屋清永》は、元和3年(1617)に創業した老舗和菓子屋さん。『清浄歓喜団』や『餢飳』をはじめとする千年菓子を扱う一方、新しい和菓子にもチャレンジされています。今回ご紹介するのは「亀屋清永400歳記念のお菓子」として創作されたもの。いったいどんな御菓子が出来上がったのでしょう。どうぞお楽しみください。
パッケージにも注目!「翔 SHOU(あんず)」
『翔 SHOU(あんず)』《京御菓子司 亀屋清永》
▪︎販売価格:1箱5個入り 648円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より20日間
▪︎特定原材料等:なし
▪︎栄養成分表示:1個あたり 53kcal
素敵なパッケージだなぁ…知識がなくとも人の心を惹きつけるのが名画たる所以。後で知ったのですが、フィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホの果樹園シリーズのひとつ「花咲くあんずの木々(Apricot Trees in Bloom)」でした。「花咲く果樹園」シリーズは、モチーフの描写や色彩の配置に関して日本の浮世絵の影響が色濃く表れていることは有名な話。和の文化と洋の文化の見事な融合ですね。そんな先人たちに敬意を表して、和の伝統に洋のテイストを取り入れた羊羹製の『翔 SHOU』は誕生しました。
原材料名 | 白小豆(国内製造)、砂糖、あんず、寒天、米粉/トレハロース、着色料 |
あんずのドライフルーツが入った、柑子色の瑞々しいひとくちサイズの羊羹。甘さ控えめな羊羹にあんずの爽やかな酸味がバランスよく合わさっています。時折入っているあんずの果肉の食感がいいアクセント!1㎝にも満たない薄さなのに満足感を高い逸品です。カロリーが53kcalと低めなのも嬉しいもの。ちょっとつまめるオヤツに最適かもしれませんね。
今回は抹茶とともにいただきましたが、紅茶やお酒のおつまみとしても楽しめます。
今回ご紹介した和菓子店舗
《京御菓子司 亀屋清永》
住所 | 〒605-0074 京都府京都市東山区祇園石段下南側534 京阪本線「祇園四条駅」から650m □京阪本線「祇園四条駅」下車 徒歩約8分 □ 八坂神社西楼門よりすぐ |
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電話 FAX | 075-561-2181(代) 075-541-1034 |
営業時間 | 8:30~17:00 |
休業日 | 毎週水曜日(その他不定休あり) ※臨時休業をいただく場合がございますので、事前にお電話でご確認ください |
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