こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。
5月21日から二十四節気は【立夏】から【小満】へと移り変わりました。
【小満】とは、あらゆる生命が天地に満ち始めることを意味します。日ごとに上昇する気温に合わせ、万物の成長が著しい時期となります。
この時期におすすめの食べ物は、サクランボ。今回は「サクランボ」をモチーフとした和菓子をご紹介したいと思います。
果物そっくり!『さくらんぼ』練りきり製さくらんぼ餡
『さくらんぼ』《和の菓子さんのう》
▪︎季節の上生菓子セット1箱6個入り 2,900円
▪︎賞味期限:製造日より2日間
どの角度から眺めてみても、(果物の)さくらんぼ🍒にしか見えません✨艶々してて、おいしそうですよね。子どもにも一番に食べたいと指差された一品です。『さくらんぼ』の実を一粒ずついただきました。
中のさくらんぼ餡は、ほんのり「さくらんぼ」の風味を感じる程度でしょうか。昨年はフランボワーズ餡だったそうですが、フランボワーズの方が甘酸っぱそうですね。ちなみに『さくらんぼ』の枝は食べられません(笑)
『こころ』~母の日上生菓子セットより
『こころ』《和の菓さんのう》
▪︎販売価格:1個500円(税込)
▪︎練りきり製苺チョコあん
▪︎賞味期限:製造日より2日間
「母の日」に通信販売されていたスペシャルバージョンが、店頭で特別販売されていました。カーネーションなどもあったのですが、手水鉢のような意匠に心惹かれ購入に至りました。
つるりとした練りきりに包まれた苺チョコあん、チラリとかかった金箔が特別感を演出しています。ポッと心に灯った、温かな光ような一品ですね。【一笑多福】と書かれたお多福の懐紙との相性も良さそうです✨
中を割ってみるとチョコの黒、苺の赤の様子がよく分かりますね。口に入れるとまず苺の甘酸っぱさが広がり、そのあとアクセントでチョコの甘みがやって来ます。
チョコと抹茶って相性いいよね!
今月の季節の上生菓子セット内容&ちょこっとウラバナシ
左上から時計回りに
▪︎『早苗』黒糖きんとん製道明寺芯
▪︎『富貴草』練りきり製小豆こし餡
▪︎『さくらんぼ』練りきり製さくらんぼ餡
▪︎『杜若』大納言鹿の子製
▪︎『青梅』ういろう製梅甘露煮入り白餡
▪︎『若楓』羽二重餅製つぶ餡
ちょこっとウラバナシ
あれっ?今月の『富貴草』は少し形が違うんですね✨
じ、実は…と話し始めた三納さん。
御菓子の説明を印刷したあと、(チェックする)妻が「先月も富貴草なかった?」と気づいたんです。でも、印刷しちゃった後だったし…
こうして別バージョンの『富貴草』が誕生しました。ということで、折角なので見比べてみましょう。
先月の『富貴草』は可憐な印象。緑でシュッと入った葉一枚が、よいアクセントになっていますね。
今月の『富貴草』は艶やかな印象です。美しい女性の代名詞「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」で表される牡丹(富貴草)はこちらではないかな?と想像してみるのも一興でしょう。
おまけ『青梅』
梅雨入り前に各和菓子屋さんで販売される『青梅』。ういろう製だったり、練りきり製だったり色々ありますが、《和の菓さんのう》さんのは中に梅の甘露煮が入っているのが嬉しいポイント💓爽やかな酸味と梅甘露煮の歯触りが、梅好きには堪りません。
昨年は各和菓子さんの『青梅』を食べ比べしていました。5月に梅雨入りしていたんですねー。
今回ご紹介したフリーランス和菓子職人
《和の菓さんのう》
製造者 | フリーランス和菓子職人 三納寛之 |
住 所 | 岐阜県瑞穂市野白新田337-1-102 |
電話番号 | 090-3834-3444 |
定期販売 日·場所 | ◇ 名古屋三越星ヶ丘テラス The Kitchen2階 毎月第2火曜日・第3日曜日 ◇ 岐阜県本巣市atelierフェリス 毎月第4水曜日 ※インスタグラムで予約可 |
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