着物で「漢字ミュージアム」~QuizKnockとのコラボ企画も楽しみました

日々のこと

こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。

先日の京都旅行の際、子どもからのリクエストで「漢字ミュージアム(漢検·漢字博物館)·図書館」に訪れました。八坂神社·西楼門から目と鼻の先にあり「京都で 見て 触れて 遊んで 漢字の魅力 大発見」をコンセプトとしたミュージアムです。

体験型展示を中心に、楽しみながら学べる工夫がなされているので子どもにはうってつけ。大人もフムフムと飽きずに楽しむことが出来ます。訪れた時期はちょうどQuizKnockとのコラボイベント第2弾 「博学篤志の漢字クイズラリー」も開催中。QuizKnockのふくらPが大好きな子どもは大喜びです。

期間2023年10月11日(水)〜2024年4月7日(日)
内容漢字ミュージアムとQuizKnockのメンバー7人とがコラボしたクイズラリー(所要時間:約1時間)
◇ YouTube https://www.youtube.com/c/QuizKnock

クイズラリーの参加にはスマートフォンが必要です
※スマートフォンをお持ちでない方には、スマホWEBサイトと同じ内容が載ったクイズシート(紙)を貸し出します。
特典◇クイズ正解者にオリジナルグッズをプレゼント    7問正解:オリジナルスマホ壁紙    
10問正解:オリジナル付箋(先着3,000名)

「今年の漢字」がお出迎え&「漢字5万字タワー」は圧巻

受付を入ってすぐ目に入るのは、清水寺で揮毫された迫力ある大書。1995年から始まった年末行事「今年の漢字」の実物なんです。大書の横には歴代の「今年の漢字」が展示されており、この年はこんなことがあったなぁと振り返ることも出来ます。また、「今年の漢字」揮毫用の筆も一緒に展示されています。

続いて来場者の関心を集めていたのは2階まで続く壁に書かれた漢字のタワー。圧巻のひと言です。

書かれた漢字の総数はなんと、世界最大の漢和辞典『大漢和辞典』に採録された5万字にもなるというから驚きです。見たこともない漢字も並んでおり、みなさん上の方まで続く漢字を呆然と眺めていました。自分の名前の漢字は見つけられなかったなぁ…。

「書く素材と道具の進化」コーナーでは、砂板にはじまり、青銅器から紙、電子書籍まで、人々がことばを伝えてきた方法の移り変わりを学べます。

中国での漢字の歴史や、日本でどのように漢字が使われてきたかが分かる全長30メートルにもなる「漢字の歴史絵巻」。読みごたえがあります。

【体験コーナー】甲骨文字占いや万葉仮名スタンプを楽しもう

こちらは受付で渡される体験シート。万葉仮名スタンプで自分の名前を押したり、甲骨文字占いをこすったり…自分だけの体験シートを完成させることが出来ます。

案外、大人も子どもも夢中になって取り組んでいました。

「変体仮名」コーナーでは子どもは暗号文を作成し母に解くよう仕掛けてきましたよ。…正解は「モンブラン」だそうです。

2階にも上がってみましょう。

「級別漢検ミニテスト」が受けられたり、自分の体を使って漢字を作ったりと漢字を楽しめる仕掛けがいっぱいです。子どもは勉強していた級のミニテストに合格して満足そうでした。

人気の撮影スポット「巨大湯呑み」。魚篇の漢字が並ぶ巨大な湯のみに入ってみなさん思い思いのポーズをとっていました。

「808字の木」にアイロンビーズで作った【日中韓共通漢字808字】を飾るプロジェクトに参加

「日中韓共通漢字」とは
日中韓の共通文化の象徴として、三国で共通して使用される頻度の高い漢字を共同で抽出する試みのこと。

参加者は808字のうちの1字を担当し、アイロンビーズにて制作します。作った漢字は1年間、漢字ミュージアムの「808字の木」に展示されるので、再訪された方は「自分が作った字」を見つける楽しみもありますね。

子どもが担当した字は「田」。一時期アイロンビーズにハマっていたこともあり、スイスイとピンセットで摘み完成させました。

参加した日の翌月初旬頃より展示予定なので当日は制作のみ。一応、出来上がりの字を持っての撮影は可能なので完成した「田」を持って記念撮影しました。この木が漢字でいっぱいになるのかぁと思うと感慨深いですね。

「808字の木プロジェクト」以外にも様々なワークショップが開催されています。
開催スケジュールなど詳細はこちら↓
https://www.kanjimuseum.kyoto/work/

・拓本を取ろう
・消しゴムはんこを作ろう
・アイロンビーズで漢字
・漢字缶バッジ作り  …etc.

QuizKnockコラボイベント第2弾 「博学篤志の漢字クイズラリー」に挑戦

子どもと楽しみにしていたQuizKnockコラボの「博学篤志の漢字クイズラリー」。出題メンバーは前回参加の伊沢拓司さん、河村拓哉さん、山本祥彰さんに加え、こうちゃん、ふくらP、須貝駿貴さん、鶴崎修功さんの7人です。

博学篤志(はくがくとくし)とは
広く学んで熱心に志して努力すること。学問をする者の心構えを述べた言葉。〈『論語』〉

館内のあちこちにQuizKnockメンバーによるキーワードパネルがあり、展示を見たり体験を楽しみながらクイズにも挑戦できる仕組みになっています。クイズはいずれも漢字に関するものですが、出題の切り口はQuizKnockメンバーの持ち味を活かしたものになっています。

【往を彰らかにして来を察す】四字熟語「彰往察来」
過去の出来事をしっかり検討して明らかにし、将来の事を予測すること。

キーワードにもそれぞれの特色が出ていて興味深かったですね。知らない言葉ばかりだったので調べながら問題にも挑戦しました。

河村さんの「恒河沙(こうがしゃ)」は流石ですね。数字を漢字で表すという発想の転換力と簡潔さが素晴らしい…QuizKnockの名企画「東大生100点は取り飽きたので人生最高得点を取る旅に出ます~100点がゴミのようだ」を思い出しましたよ。

使う側より作る側が強いの。世の中ってのはそういうもん

QuizKnock ふくらPの名言

余談ですが、この時のふくらPと河村さんの発想の柔軟性と戦略性には舌を巻きましたね。

東大生100点は取り飽きたので人生最高得点を取る旅に出ます

閑話休題。

さて、ここで出題された問題文の一部をご紹介しましょう(念のため伏字にしてあります)。パズルあり、サイエンスあり、歴史ありと、漢字を通して様々な知識が得られる仕組みになっています。正解するまで何回も答えられるので子どもには(難問でも)楽しかったようです。

展示をよく見ることで正解にたどりつけるクイズもあります。こうちゃんの問題は甲骨文字を使ったもの。展示を見ながら解読したので、ミステリー好きには暗号を解く感覚に近いものがありますね。また、解答すると解説動画を見ることが出来る特典つき。動画を通して漢字をより深く学べるため、QuizKnockファンのみならず漢字好きやクイズ好きにとっても挑戦しがいのあるクイズラリーでした。

7人全員のクイズステージに正解すると、ボーナスステージとしてQuizKnock·山本祥彰さんが制作した難問漢字クイズ3問にチャレンジできます(ヒントつき)。これがなかなか難易度高め。子どもがワークショップ参加中も悩みましたね。

スケルトンパズルの語句のひとつ「最中」は、和菓子好きは自然と「もなか」と読んでしまいますが、「さいちゅう」と読むのが一般的。どうやらそれで思考ロックしてしまう方もいらっしゃるようです。何はともあれオリジナルスマホ壁紙もいただけたし、ボーナスステージも見事クリアとなり大満足なひとときを過ごせました(ちなみに10問正解者への特典·オリジナル付箋は3月7日にて定員に達しました)。

QuizKnockとのコラボイベント「博学篤志の漢字クイズラリー」の第3弾が開催されたらまた参加してみたいなぁと思います。

「漢字ミュージアム(漢検·漢字博物館)」ご利用案内

住所〒605-0074
京都府京都市東山区祇園町南側551番地(京都市元弥栄中学校跡地)

□ 京阪本線『園四条駅』6番出口から八坂神社方面へ徒歩5分
□ 京都市バス12・31・46・80・100・201・202・203・206・207系統『祇園』下車すぐ
電話
Fax
0757578686
075-531-0340
開館時間9:30~17:00(最終入館16:30)
入館料【大人】800円※小中高生と同伴の大人は300円引(小中高生1名につき大人2名まで) 
【高校生·大学生】500円
【小学生·中学生】300円
休館日月曜日(休館日が祝日の場合、翌平日に振り替え)
年末年始
※臨時開館・休館する場合があります。
※詳しくは最新情報をご確認ください。

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