こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。
7月23日より二十四節気では【大暑(7月23日〜8月7日頃)】に入りました。江戸時代、太玄斎によって書かれた「こよみ便覧」に依れば
暑気いたりつまりたるゆえんなればなり
国立国会図書館デジタルコレクション「こよみ便覧」7ページより
快晴が続き、一年で最も暑さが厳しい頃です。打ち水して涼を求めたり、【土用丑の日】に鰻を食べて滋養強壮したり…etc.古より、暑さに負けない工夫をしてきました。花火大会などのお祭りが行われるのも、この時期ですね。
今回は、夏のお祭りに欠かせない金魚をモチーフとした和菓子をご紹介したいと思います。
『六鱗』

『六鱗(ろくりん)』《花桔梗》
- 1個340円(税込)
- 賞味期限:当日中
- 特定原材料等:小麦
- 栄養成分表示:129.6kcal
金魚鉢の中をすぃーっと優雅に泳ぐさまを意匠とした一品です。“六鱗(ろくりん)”って何だ?と思ったら、愛知県の天然記念物にもなっている金魚なんですね。口先・鰓蓋・背びれ・胸びれ・尻びれ・尾びれの6箇所が赤く、それ以外の部分が白くなるように調色し、後ろから見るとX型に見える尾びれが特徴の金魚になります。
《花桔梗》の『六鱗』はこなし製で赤一色ですが、尾びれのヒラヒラした特徴をよく捉えています。

アングルを変えて撮ってみると、錦玉羹に浮かんだ大納言小豆や白小豆が巨大化して見えます。錦玉羹から取り出してみると、実際の大きさはこのくらい⏬

興趣が尽きませんねー✨
おまけ💓変わり種どら焼き『花どら』あんフロマージュ

『花どら』あんフロマージュ《花桔梗》
- 1個220円(税込)
- 賞味期限:14日間
- 特定原材料等:小麦、卵、乳成分
小ぶりな大判焼き(今川焼き)スタイルのどら焼き。大納言小豆が入ったプレーンは食べたことがあったので、ちょっと珍しい「あんフロマージュ」味を選びました。

中の餡とクリームチーズのバランスはこんな感じ⏬クリームチーズたっぷりですね。

餅粉入りのどら焼き生地のモチモチ感に、とろりとしたクリームチーズ、大納言小豆のつぶつぶがいい塩梅でからみ合っています。
今回ご紹介した和菓子店舗
《花桔梗》本店
- 住所:愛知県名古屋市瑞穂区汐路町1-20
- 電話番号:052-841-1150
- 営業時間:10:00~19:00
- 定休日:元旦のみ休業
《花桔梗》JR名古屋タカシマヤ店
- 住所:愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4ジェイアール名古屋タカシマヤ 地下1階
- 電話番号:052-566-3645
※定休日、営業時間は百貨店に準じます
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