【春分】と《葵家やきもち総本舗》の『京おはぎ』

和菓子

こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。

そういえば、上賀茂神社にはまだ行ったことがなかったなぁと《葵家やきもち総本舗》さんを見ながらふと思いました。下鴨神社の居心地のよさに時間を忘れ、行き着けなかったんだよね。

《葵家やきもち総本舗》は上賀茂名物『やきもち』で広く知られる和菓子屋さんです。今回は【春分】ということもあり、『京おはぎ』が店頭に並んでいたので購入してみました。

『京おはぎ』宇治抹茶きな粉&黒ごま

『京おはぎ』《葵家やきもち総本舗》

  • 1箱2個入り 376円
  • 賞味期限:常温1日
  • 種類:宇治抹茶きな粉・黒ごま・きな粉・あんこ

今回は催事限定の「宇治抹茶きな粉」「黒ごま」を購入してみました。春のお彼岸なのでシンプルなあんこも気になったんだけど、そんなにも食べられないし…変わり種を食べたくなっちゃうのは致し方ないってことで。

春のお彼岸

春のお彼岸の期間は【春分】の日を中日としてその前後3日間、計7日間を指します。※2022年の【春分】は3月21日。

お墓参りや法要によってご先祖様に感謝する期間ですね。お供え物に用意するのが「ぼたもち」。これは、春の花「牡丹」に由来しています。ちなみに秋のお彼岸は同じ形状で、秋の花「萩」に由来した「おはぎ」をお供えします。

では「宇治抹茶きな粉」を取り出してみましょう。きな粉が飛び散らないように、そぉーっと。

お、大きい!

店頭で見たときも思っていたけど、銘々皿に盛り付けてみるとなお一層大きく見えますね。

抹茶の香りはそんなに感じないかな?さらりとした抹茶きな粉が、半づきの餅米に絡んでいい塩梅です。中のつぶ餡もさっぱりとした甘さ。この大きさでもペロリとお腹におさまるのは、控えめな甘さのおかげかも。

続いて「黒ごま」も用意してみました。

ふわっと香ばしい黒ごまの香りがあたりに漂います。これまた、美味しそうだ!

口に入れてみると、黒ごまのプチプチ感が堪らないですね。半づきの餅米が、まんべんなくかかっている黒ごまのプチプチ感をマルイドに仕上げています。

あんこのおはぎだと最初に餡の甘さがくるけど、「宇治抹茶きな粉」や「黒ごま」だと餅米の旨味が餡の甘さを包み込んで、甘さを中和してくれます。感覚としては、赤飯に近いかも。

餡の甘さが苦手な方にもおすすめ出来る「おはぎ」だと思います。

今回ご紹介した和菓子店舗

《葵家やきもち総本舗》上賀茂本店

住所:京都市北区上賀茂本山町339
【Google Mapはコチラ】
営業時間:9時~17時【年中無休】 
電話番号:075-366-2463

〈アクセス〉
京都市営地下鉄北山駅下車 徒歩25分
市バス 37系統・9系統 上賀茂御園橋下車徒歩5分
市バス 北3系統 上賀茂御園口町下車徒歩5分
市バス 4系統 上賀茂神社前下車すぐ

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