こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。
二十四節気では3月5日から【啓蟄】に入りました。江戸時代、太玄斎によって書かれた「こよみ便覧」に依れば ※こよみ(暦)便覧は、江戸時代に出版された暦の解説書
【啓蟄(けいちつ)】とは、土中で冬ごもりをしていた生き物たちが目覚める頃のことを意味します。「虫」とあるので昆虫だと思いがちですが、生き物全般を指しているんですよ。
【啓蟄】の七十二候 | 名称 | 意味 |
初候3月5日〜3月9日頃 | 蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく) | 土中で冬眠をしていた虫たちが、暖かい春の日差しの下に出てき始める頃 |
次侯 3月10日〜3月14日頃 | 桃始笑(ももはじめてさく) | 桃のつぼみが開き、花が咲き始める頃 |
末侯 3月15日〜3月19日頃 | 菜虫化蝶(なむしちょうとなる) | 厳しい冬を越したさなぎが羽化し、美しい蝶へと生まれ変わり、羽ばたく頃 |
今回は春めく季節にぴったりな和菓子をご紹介したいと思います。どうぞお楽しみください。
『いちご餅』羽二重餅製 白餡

『いちご餡』《一朶》
▪︎販売価格:1個391円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より2日間
▪︎特定原材料等:卵
▪︎栄養成分表示:1個あたり 156kcal
みなさんはいちごの品種がどれくらいあるかご存知ですか?その数、なんと300種!にもなるそうです。今もなお、品種改良が重ねられ、個性的な新品種やご当地ブランドいちごも続々と誕生しています。愛知で有名な「章姫」も「久能早生×女峰」を交配して生み出された品種になります。ちなみに市場によく出回っている「紅ほっぺ」は「章姫×さちのか」が交配して出来たものです。

《一朶》さんの『いちご餅』は瑞々しい「紅ほっぺ」をフワッフワの羽二重餅で包み込んだ一品。半分に割った時に見える苺の赤と羽二重餅の白のコントラストが食欲をそそりますね。完熟苺を包む白餡はあくまでもうっすらと、苺のジューシーさを損なわない程度となっています。薄くであっても白餡があるのとないのでは大違い、餅菓子の味わいに深みが生まれるんです。

原材料名 | 砂糖(国内製造)、苺、餅粉、白小豆、卵白、澱粉 |
ついでに『豆大福』も買ってしまいました。『いちご餅』と違い、弾力のある餅皮が食べ応えあります。赤えんどう豆の塩気がいい塩梅です。
『餅どら』どら焼き

『餅どら』《一朶》
▪︎販売価格:1個251円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より14日間
▪︎特定原材料等:小麦粉、卵、乳成分
▪︎栄養成分表示:1個あたり 115kcal
可憐な桜の花びらが舞うパッケージに入った『餅どら』。通常のどら焼き生地にもち粉を加えることでモチモチした食感に仕上がりました。中の小豆つぶ餡も甘さ控えめで食べやすいですね。


原材料名 | フラワーペースト[砂糖、水飴、脱脂粉乳、植物油脂、卵、小麦粉、食塩](国内製造)、小豆、卵、砂糖、小麦加工品[小麦粉、餅粉、寒天]/加工澱粉、トレハロース、増粘多糖類、保存料(ソルビン酸)、酵素 |
パッケージの裏面には愛らしいウグイスが描かれていて癒されました。

今回ご紹介した和菓子店舗
《一朶》
住 所 | 〒457-0841 愛知県名古屋市南区豊田1-28-5 Googlemapを見る ·名鉄常滑線「道徳」駅より 徒歩10分 |
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電話 Fax | 052-618-8555 052-618-9974 |
営業時間 | 10:00開店〜売り切れ次第 |
休業日 | 月曜日·火曜日 |
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