こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。
一気に暖かく(すでに暑い…)なってきましたね。スプリングコートを脱ぎ捨て、身軽な格好で出掛けられるように。
大人は昨シーズンと同じサイズですが、子どもは毎年のように大きく成長します。毎度おなじみの「背中(脇の辺り)がパツパツ~😆」現象がおこり、慌てて半袖を買いに行く羽目に陥りました。
さて今回ご紹介する和菓子は、ジタバタした日常を清々しくしてくれるような素敵な一品です。どうぞ、ご覧くださいませ✨
『清明』ういろう製白小豆こし餡
『清明』《両口屋是清》
販売価格:1個432円(税込)
賞味期限:製造日より2日間
販売期間:4月8日~4月15日
特定原材料等:小麦、やまいも
栄養成分表示:122kcal
【清明】は二十四節気の第5番目にあたり、天地万物が明るく清らかに輝き、生き生きと草木が芽吹き出すころを意味します。
《両口屋是清》さんの『清明』はその名のとおり、天地が清々しく明るい空気に満ちてくる情景を、4色に染め分けたういろう製で表しました。少しずつ混ざり合う色の重なりが雅やかで、息をのむほどの美しさ。真ん中にそっと置かれたきんとんも繊細な仕上がりになっています。
ちょっとアップにした方が分かりやすいかな?
水縹(みはなだ)~若葉色~淡黄(たんこう)~桜色へと、まるでメビウスの帯かのように自然の色が入り組んでいるのが見てとれるでしょうか。ういろうの薄さが程よく、中の餡が透かしになっているのがこれまた良いですねー。
二十四節気【清明】と七十二候
万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれるなり
国立国会図書館デジタルコレクション 「こよみ便覧」7ページ目
2022年【清明】は、4月5日~19日までの期間となります。
5日間ずつに区切られた七十二候では、生命の躍動感が感じられる候の名になっています。
初侯 玄鳥至
- 読み方:つばめきたる
- 期間:4月4日〜4月8日頃
- 意味:南の国から燕が飛来するころ。夏鳥の燕の訪れは農耕シーズン開始の合図とされる。
次候 鴻雁北
- 読み方:こうがんかえる
- 期間:4月9日〜4月13日頃
- 意味:雁が北国へと渡っていくころ。
末候 虹始見
- 読み方:にじはじめてあらわる
- 期間:4月14日〜4月19日頃
- 意味:空気が潤い、雨上がりに美しい虹が出始めるころ。
末候「虹始見」にまつわる和菓子はこちらの記事へ。《和の菓さんのう》さんの『宵花火(輝き)』の手順もご紹介しています。ご興味のある方はぜひご覧ください✨
今回ご紹介した和菓子店舗
《両口屋是清》名古屋三越店
住所 | 〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄3丁目5-1 地下1階Google Map □ 名古屋市営地下鉄東山線・名城線「栄」駅より地下街で連絡 □ 名鉄瀬戸線「栄町」駅より地下街で連絡 |
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電話 | 052-252-3408 |
営業時間 | 10:00 〜 18:00 |
休業日 | 百貨店の営業日に準じます |
《両口屋是清》八事店
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