おすすめ和菓子『かりんとう饅頭』『若鮎』《金蝶園総本家》

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こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。

夏になると、あっさりとした涼しげな和菓子が市中に出回ります。錦玉羹や葛菓子、水まんじゅうなど見た目も口当たりもひんやりしたもので少しでも涼をとろうという算段ですね。ただ軽やかなものばかり食べていると、たまにはガツンとした和菓子にも食指が動くというもの。今回は「水の都」大垣より厳選した天然の素材を使用した和菓子をお届けしたいと思います。どうぞお楽しみに✨

カリッカリと食感楽しい『かりんとう饅頭』

『かりんとう饅頭』《金蝶園総本家》

▪︎販売価格:1個141円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より3日間
▪︎原材料名:砂糖(国内製造)、小豆、黒糖、三温糖、水飴、米油、植物油脂、醤油/カラメル色素、膨張剤、クロレラエキス
▪︎特定原材料等:小麦粉、大豆
▪︎栄養成分表示:1個35gあたり 122kcal

黒糖を練り込んだ生地に餡を包み、カリッと揚げた『かりんとう饅頭』。揚げ菓子のかりんとうに風味が似ていることに由来し、2001年に福島県の老舗和菓子屋《あくつ屋》さんが考案・発売され全国的に広がったと云われています。比較的新しい御菓子なんですね。

見た目のインパクトが強すぎて今まで食べたことのない…そもそも《金蝶園総本家》さんは『水まんじゅう』や『金蝶園饅頭』が有名ですから✨子供の頃に食べた揚げ菓子「かりんとう」があまりにくどかったこともあり、敬遠していた御菓子。それを今回手に取ったのは、パッケージデザインの格好よさと手頃なお値段のおかげでしょう。

《金蝶園総本家》さんの『かりんとう饅頭』は、多良間島産の黒糖をふんだんに使った一品です。秘伝の黒糖蜜の風味がよく、黒糖独特の後味の強さが控えめなのでさらりと食べられちゃいます。黒糖が苦手、かりんとう饅頭はちょっと…という方にもおいしく味わっていただけるんじゃないかなぁと思います。

「多良間島産黒糖」の特徴

  • こげ茶色をした長方形で、硬めのしっかりした粒。
  • サトウキビ独特の塩気やえぐみが比較的軽めで食べやすい。
「八つの島の八つの黒糖」より

「かりんとう饅頭」を敬遠していた私も、カリッカリッとした音を楽しみつつ、黒糖生地の香ばしさやあっさりしたこし餡を堪能しましたよ。

時間の経過と共に生地は柔らかくなってしまいます。オーブンで20秒ほど焼いて頂きますと、揚げたてのカリッとした食感が戻ります。

夏季限定『若鮎』

『若鮎』《金蝶園総本家》

▪︎販売価格:1個171円(税込)
▪︎販売期間:4月上旬~10月中旬
▪︎賞味期限:製造日より3日間
▪︎原材料名:上白糖、餅粉、小麦粉、卵、味醂、水飴/トレハロース、膨張剤、クロレラエキス
▪︎特定原材料等:小麦粉、卵

店頭でまず目を引いたのは独特な造形の尾っぽ。今まで見てきた「若鮎」の尾っぽはスッキリとまとまっているものがほとんどでした。胴体と同じくらい主張する尾っぽに出会ったのは初めてで、意匠に面白味を感じます。思わず立てて撮影しちゃいましたよ。

縦 4.2cm×全長14.5cm (内 尾っぽ4.5cm)

立派な姿にグイグイと長良川を泳ぐさまが想像できそうではありませんか?キュッと結ばれた口元も、何だか意志の強さが見てとれて、愉快、愉快。

中は柔らかな求肥。求肥の詰まっていない尾っぽは、しっかりと焼かれたカステラ生地のみを堪能できます。ほんのりと甘く、何だか懐かしいお味。胴体部分はトロリとした求肥が生地と絡み合ってしっとりとした食感を味わえます。

今回ご紹介した和菓子店舗

《金蝶園総本家》大垣駅前本店

住所岐阜県大垣市高屋町1-17
営業時間8:00~19:00
TEL0584-75-3300
FAX0584-78-7665
駐車場なし(契約駐車場有)
車でお越しのお客様
1,000円以上お買い上げの方に100円サービス券をお渡ししております。
(対象駐車場:大垣市営駐車場・名鉄協商パーキング・KOYOEN)
定休日なし(年末年始のみ営業時間変更あり)

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