おすすめ和菓子『栗餅』『栗の葛まんじゅう』《一朶》【やっとかめ文化祭2024 和菓子企画】

やっとかめ文化祭

こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。

【やっとかめ文化祭2024】名古屋の和菓子屋さんを巡る旅~今回ご紹介するのは餅菓子で定評がある《一朶》さんです。狭い路地を抜けるとお店の入り口に辿り着くので、なかなか一見さんは見落としがちな和菓子屋さんです。

『季節のフルーツ餅』が「第65期王位戦 第1局[徳川園]」で提供されるおやつ8品(勝負おやつコンテスト)に選ばれたのでご記憶にある方もいらっしゃるかもしれませんね。色んな餅菓子を取り扱っていますが、どれもこれもほんとにおいしいんです。

【やっとかめ文化祭】とは
毎年10月下旬から11月中旬にかけて、名古屋のまちを舞台に伝統芸能の公演、歴史や文化に出会う寺子屋・まち歩きなど、多彩なプログラムを開催する文化の祭典のこと。今年の【和菓子巡り企画】のテーマは「大好きな人に贈りたい、名古屋の和菓子和菓子」。ナビゲーターは文筆家の甲斐みのりさんです。

そんな《一朶》さんの「大好きな人に贈りたい、名古屋の和菓子和菓子」に選ばれたのはシンプルな『豆餅』。王道で、気負いなく食べられる一品ですね。

素朴で味わい深く、子どもにも安心して食べてもらえる一朶の豆餅。贈りたい相手として、いつも仲良くしてくれるお友だちのお子さんの顔が真っ先に浮かんできました。

甲斐みのりさんコメント

昨年は『豆餅』がバージョンアップした『栗豆餅』をいただきました。コリコリッとした赤えんどう豆の食感と塩気、そこに栗の甘露煮が丸ごと1個入った贅沢な季節の味わいでした。

今年も『栗豆餅』をいただこうかと思いましたが、栗きんとんを使った和菓子が目を引きました。

『栗餅』羽二重餅製 栗きんとん入り

『栗餅』《一朶》
▪︎販売価格:1個302円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より2日間
▪︎特定原材料等:卵

ふわっふわの羽二重餅で栗きんとんを包み込んだ『栗餅』。羽二重餅が柔らかい、なんて次元ではなくシュワッと口の中で溶けてしまいそうな口あたりなんです。「名古屋の和菓子はとーっても柔らかい」と仰ったのはJR 高島屋の和菓子バイヤー·畑 主税氏でしたが、赤べこ状態になるくらい『栗餅』はふわっふわ!まるで淡雪羹かのような食感です。

「淡雪羹」とは
煮詰めた錦玉に泡立てた卵白(メレンゲ)が入ったもの。卵白が入るため白っぽい仕上がりになります。
ちなみに羊羹に卵白(メレンゲ)が入ったものを「東雲羹(しののめかん)」といい、求肥に白餡、泡立てた卵白(メレンゲ)を入れて練ったものは「雪平(せっぺい)」と呼びます。

中はこっくりとした栗きんとん。甘さ控えめで栗の風味が堪能できる仕上がりになっています。この栗きんとんを楽しむため、羽二重餅は口の中で跡形もなく溶けてしまうのではないかしらと思えてなりません。

『栗の葛まんじゅう』葛製 栗きんとん入り

『栗の葛まんじゅう』《一朶》
▪︎販売価格:1個302円(税込)
▪︎賞味期限:製造日より2日間
▪︎特定原材料等:なし

もう一品、栗きんとんを使った和菓子も購入してしまいました。こちらは葛を使った小ぶりな『栗の葛まんじゅう』です。茶巾絞りした栗きんとんのもそもそした食感がちょっぴり苦手という方にもおすすめ。つるりとした葛が栗きんとんを満遍なく包み込んで口あたりよく召し上がっていただけますよ。

今回ご紹介した和菓子店舗

《一朶》

住 所 〒457-0841
愛知県名古屋市南区豊田1-28-5
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·名鉄常滑線「道徳」駅より 徒歩10分   
電話
Fax
052-618-8555
052-618-9974
営業時間10:00開店〜売り切れ次第
休業日月曜日·火曜日

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